愛媛県で中小企業の人材不足解消を目指すRelicのセミナー開催

愛媛県での新たな試み

株式会社Relic（本社：東京都渋谷区）が、令和7年度経済産業省の「地域の人事部支援事業」に採択されました。この事業は、地域の人手不足解消やデジタルトランスフォーメーション（DX）を支援することを目的としています。Relicは、愛媛県において初めての取り組みとして、「製造業の人材不足とDX課題解決セミナー」を2025年10月28日に開催することが決定しています。

地域の人事部支援事業について

この支援事業は、「地域の人事部」として民間企業が地域の関係機関と連携し、人材の確保や育成、定着に向けた取り組みです。これにより、地域の人手不足を解消し、企業の成長を促進するモデル事例の創出が期待されています。過去には86件が採択され、さまざまな取り組みが実施されました。Relicはその一員として、愛媛県の製造事業者を支援します。

セミナーの詳細

セミナーは、愛媛県新居浜市の東予産業創造センターで開催されます。特に注目すべきは、経済産業省からの支援を受けているこのセミナーに、業界の専門家を招待することです。以下は、セミナーの主な内容です：

- 開会挨拶：経済産業省四国経済産業局地域経済課より挨拶が行われます。
- スペシャル講演：

- 株式会社東芝の堺博文氏による「製造業のDX推進について」
- サイボウズ株式会社の久保正明氏が「中小企業におけるデジタル活用とDX化」について話します。

- セミナー：

- 大阪労働協会の佐々木順一氏が「全国の中小企業人手不足課題の成功事例」を紹介します。
- Relicの中山英明が実体験を基に「中小企業の新しい人材活用の形」についてトークします。

参加者の中から先着100名に、RelicのCEOによる著書『イノベーションの再現性を高める新規事業開発マネジメント』がプレゼントされる特典も見逃せません。

愛媛イノベーションステイの計画

さらに、2025年12月には「愛媛イノベーションステイ」という就業プログラムも開催されます。このプログラムでは、製造事業者のニーズに応じたスキルを持つ人材を新たに結びつけることを目指しています。参加者は製造現場での実体験や、経営陣との対話を通じて、具体的な解決策を考案することになります。これにより、地域産業の発展と新しい人材交流の促進が図られます。

Relicの理念と活動

Relicは、日本企業のイノベーション創出を支援するために設立され、多くの新規事業開発に関与してきました。国内でのシェアNo.1を誇るなど、実績も豊富です。愛媛県でもさらに拡大予定であり、地域企業と手を組んで、持続可能な経済成長を目指しています。関係機関とも連携して、地元企業の成長を促進させる新しい施策を提案していきます。

このような活動を通じて、地域の課題解決に貢献し、共に成長していく姿勢を大切にしています。