アドバンテッジリスクマネジメント、PRIDE指標で最高評価のGOLD認定
株式会社アドバンテッジリスクマネジメントが、一般社団法人work with PRIDEが策定したLGBTQ+への取り組み評価指標「PRIDE指標」において、最高ランクであるGOLD認定を取得しました。これは、同社の性的マイノリティに対する配慮と、多様な人材が活躍できる職場環境づくりへの取り組みが評価された結果です。
同社は、従業員のウェルビーイング実現を目指し、育児や介護、疾病と仕事の両立支援、属性や雇用形態に関係ない公平な機会提供など、様々な制度や体制の整備を進めてきました。2023年には「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)推進宣言」を発表し、社内外への情報発信を強化。これらの継続的な取り組みが、PRIDE指標の全項目を満たす満点評価へとつながりました。
具体的な取り組み
アドバンテッジリスクマネジメントのLGBTQ+への取り組みは多岐に渡ります。
まず、相談しやすい環境づくりとして、社内にはLGBTQ+相談窓口と社外コンプライアンス違反通報窓口を設置。匿名で相談できる「LGBTQ+目安箱」も用意し、従業員の声を積極的に受け止めています。
また、社内規程において、結婚、配偶者、子の定義を明確化。戸籍上の関係性にとらわれず、性的マイノリティの当事者の配偶者や子も、会社の制度上は配偶者や子として認めることを明記しています。これは、制度上の不平等をなくし、安心して働ける環境を作るための重要な一歩と言えるでしょう。
さらに注目すべきは、「LGBTQ+アライコミュニティ」の存在です。従業員の10%を超える50名以上が参加し、3ヶ月に1回ミーティングを開催。当事者の困難や課題の解消に積極的に取り組んでいます。勉強会や映画鑑賞、社内施策の検討など、多様な活動を通して、相互理解を深めています。
「ARMGレインボー月間」
毎年11月を「ARMGレインボー月間」と定め、DE&Iについて改めて考える機会を設けています。従業員が作成したダイバーシティポスターの掲示やDE&I研修、トークセッションなどを通して、従業員の意識啓発を図っています。
今後の展望
今回のGOLD認定を励みに、アドバンテッジリスクマネジメントは「真の全員活躍」に向け、更なる取り組みを進めていきます。性的マイノリティの当事者が安心して働ける環境づくり、そして、より多様性を受け入れる企業文化の醸成は、今後の大きな課題であり、同時に、企業の成長を支える重要な要素と言えるでしょう。
株式会社アドバンテッジリスクマネジメントについて
1995年創業のアドバンテッジリスクマネジメントは、当初は休職者の所得補償保険を扱う専業代理店としてスタートしました。その後、EAP(従業員支援プログラム)サービスの提供を開始し、事業を拡大。現在は、メンタリティマネジメント事業、就業障がい者支援事業、リスクファイナンシング事業を展開し、従業員のウェルビーイング向上を掲げています。
今後は、福利厚生アウトソーシングや労務管理支援、組織活性化ツールなどを事業領域に加え、「ウェルビーイング領域におけるNo.1プラットフォーマー」を目指しています。
今回のGOLD認定は、同社のこうした取り組みを象徴するものであり、今後の更なる発展に期待が寄せられます。