エリアリンク、京成不動産のトランクルームサポートを開始
エリアリンク株式会社は、京成不動産株式会社が展開するトランクルーム4物件の運営支援を開始しました。この新たなサポートは2025年10月から実施され、両社の連携強化を図ります。
トランクルーム事業の全体をサポートする「パートナー制度」
エリアリンクは、トランクルームビジネスにおいて多くのノウハウを蓄積してきました。2024年4月から本格的に運用される「パートナー制度」では、全国のストレージ事業者を対象に、トランクルームの設置から集客、解約までを一貫して支援します。これにより、エリアリンクの豊富な経験とノウハウを生かし、トランクルームの運営や稼働率向上を図っていくのです。この制度を通じて、京成不動産が運営する物件も「ハローストレージ」としてのサービス向上を目指します。
京成不動産が運営するトランクルームの概要
今回の支援対象となる京成不動産が展開するトランクルームは、千葉県船橋市と松戸市にある4物件(屋外型1物件、屋内型3物件、合計約300室)です。エリアリンクはこれらの物件を「ハローストレージ」ブランドとしてサポートし、事業の成長に寄与することを目指します。現段階でエリアリンクは、「パートナー制度」に基づいて27社、合計150物件、5,669室のトランクルームを支援しています。今後もさらなる制度の拡充を進め、市場規模拡大を目指す方針です。
エリアリンクと京成不動産の概要
エリアリンク株式会社は、東京都千代田区に本社を置き、ストレージ事業、土地権利整備、オフィス事業、アセット事業などを展開しています。代表取締役は鈴木貴佳氏です。会社設立は1995年で、資本金は611億円となっています。
一方、京成不動産株式会社は千葉県鎌ケ谷市に本社を構え、1971年に設立されました。代表取締役は清水健司氏で、資本金は45百万円であり、京成電鉄株式会社が100%出資しています。京成不動産は不動産の売買、管理、賃貸、運用などを業務としており、地域に根ざしたビジネス展開を行っています。
今後の展望
エリアリンクは「パートナー制度」を通じて、京成不動産に対する支援をさらに強化していく方針で、市場シェアの拡大と顧客満足度の向上を目指しています。スタッフによる定期清掃やトラブル対応に加え、集客に関する最新のマーケティング手法も導入され、利用者が快適にトランクルームを使えるようなサービスが展開される予定です。
このような施策により、エリアリンクと京成不動産は連携してトランクルーム業界の発展を推進し、より質の高いサービスの提供に努めてまいります。