子どもを守るための新刊絵本『あ、あぶない!よくみて、とまって、みぎひだり』
2025年2月18日に発売される絵本『あ、あぶない!よくみて、とまって、みぎひだり』は、子どもたちが交通事故から身を守るための大切なメッセージを伝えています。この絵本の著者、清永奈穂氏は、安全教育の専門家であり、子どもたちの命を守るための研究を行っています。特に「魔の7歳」と言われる時期には、新たに交通手段を持ち始めるため、親としては不安が募ります。
「魔の7歳」とは?
「魔の7歳」という言葉をご存知でしょうか。これは、7歳の子どもが特に交通事故に遭いやすい時期とされており、小学1年生の新学期から初夏にかけて、特に注意が必要です。子どもはこの頃から、一人で歩いたり、自転車に乗る機会が増え、交通ルールを理解することが重要です。
読者に伝える安全教育
『あ、あぶない!よくみて、とまって、みぎひだり』は、小学生の兄妹の一日を通じて、通学路の正しい歩き方や自転車の乗り方、交差点の危険性などをイラストとともに紹介しています。この本を通じて、子どもたちがどのように交通安全を学び、理解していくかを考えることができます。
絵本の中で繰り返される交通安全の合い言葉は、子どもたちにしっかりと印象づけられています。
- - 「おそとはと・ま・と」 ← 飛び出さない!
- - 「まわり(みぎひだり)をよくみる!」
- - 「とまる!」
この3つのポイントは、日常生活の中で実践していける大切な教えです。
絵本の魅力
この絵本は、子どもたちが自分で交通ルールを理解し、判断できるように導くためのものです。道路の仕組みや車の危険性を学ぶことで、何が危ないのか、どんな行動が必要なのかを知ることができます。特に、自転車のこわさもしっかりと伝えられており、子どもたちが安全に乗りこなすための手助けとなるでしょう。
保護者へのメッセージ
さらに、巻末には保護者が子どもを交通事故から守るために知っておくべきポイントも記載されています。清永奈穂氏は、絵本を通じて交通ルールを学んだ後は、親子で実際に通学路を歩いて、安全な行動を確認することを勧めています。これにより、子どもたちの交通安全度も大きく向上します。
書籍情報
- - 書名:あ、あぶない!よくみて、とまって、みぎひだり
- - 著者:清永奈穂(文・監修)、石塚ワカメ(絵)
- - 出版社:岩崎書店
- - 定価:1,430円(本体1,300円+税)
- - 発売日:2025年2月18日
- - 判型:A4変型版、32ページ
この絵本は、子どもたちの身を守るための良い学びの機会となるでしょう。ぜひお手に取って、安全な行動を身につけさせる第一歩にしてみてください。