中国舞踊と武術の融合が描く新たな表現『Convergence-収斂-』が東京・金沢で初上演

新たな表現を追求する舞台『Convergence-収斂-』



香港ダンス・カンパニー(HKDC)は、11月に東京と金沢で「Chinese Dance 舞 ✕ 武 Martial Arts Convergence-収斂-」を初公演します。このパフォーマンスは、中国の伝統舞踊と武術の融合をテーマにしており、芸術監督のヤン・ユンタオが率いるダンサーたちが、約3年間の研究と学びを経て生み出した成果です。

作品の背景と受賞歴


『Convergence-収斂-』は、2020年にオンラインで初めて発表され、後に第23回香港ダンスアワードで「優秀オンライン作品賞」を受賞しました。ヤン氏によれば、この作品は従来の表現方法を大きく超え、新しい視点から中国武術の精神と規則性を取り入れています。また、今回の公演では、功夫の達人であるチョイ・レイファの古典技と馬の動きを組み合わせた、独自のスタイルが強調されています。

伝統文化と現代美学の融合


HKDCは、伝統的な中国文化を取り入れながら、現代美学を追求する活動を行ってきました。これまでに『Storm Clouds』や『China Hero: A Lone Exile』などの作品を発表し、香港ポップカルチャーにインスピレーションを受けたダンスパフォーマンスで知られています。特に、映画『Hand Rolled Cigarette』で「最優秀新人監督賞」を受賞したチャン・キンロン氏とのコラボレーションによる短編映画「WHERE WE LAND, WHERE WE DANCE」は、ジャンルを超えた創作の一例です。

公演日程と料金


今回の舞台、伝統舞踊と武術の融合を体感できる機会は、以下の日程で開催されます:

  • - 東京:2023年11月25日(土)日本FMホール 14:00・18:00開演
- 料金:全席指定 4,000円(税込)
- 予約:コンサートイマジンチケットセンター こちら

  • - 金沢:2023年11月29日(水)石川県立音楽堂交流ホール 18:30開演
- 料金:全席指定 3,000円(税込)
- 予約:石川県立音楽堂ホームページ こちら

公演時間は約70分で、東京と金沢で共通しています。盛大なパフォーマンスをぜひ楽しみにしてください。

HKDCの理念と使命


HKDCは1981年に設立され、2001年には非営利団体として法人化されました。彼らの使命は、香港独自の文化を世界に広めることです。これまでに200以上の作品を上演し、中国でも好評を得ています。文化大使として世界各地で公演を行い、香港のアート文化を伝える活動を続けています。

香港特別行政区政府からの支援を受けながら、HKDCは今回の公演を通じて、さらに多くの人々に中国の魅力を伝えることを目指しています。

会社情報

会社名
株式会社コンサートサービス
住所
東京都新宿区改代町35
電話番号
03-3235-7772

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。