あしらせの進化
2024-09-30 19:40:25

視覚障がい者を支える革新技術『あしらせ2』が登場!

株式会社Ashirase(アシラセ)は、視覚障がい者の歩行を振動でサポートする革新的なナビゲーションデバイス『あしらせ』の新モデルを、2024年10月1日に発売開始すると発表しました。このデバイスは、靴に装着することで足元に直感的な振動を与え、目の不自由な方々に目的地までのナビゲーションを提供します。特に注目すべきは、デバイスの軽量化とユーザビリティ向上に向けた改善です。

『あしらせ』は、視覚障がい者が地図情報に頼ることなく、安心して外出できる環境を整えることを目指しています。搭載されているセンサーは、スマートフォンの標準データに加え、磁気センサーやIMU、GNSSと連携することにより、高精度な位置情報をリアルタイムで推定します。この技術によって、歩行中の位置特定の精度が大幅に向上しました。

先行販売モデルのフィードバックを反映させる形で開発された新モデルでは、これまでの120名以上のユーザーの声から得られた情報を活かしています。その結果、ユーザー満足度は約70%に達し、スマートフォンの位置情報の誤差や装着時の違和感を解消する方向での改善が重点的に行われました。特に、女性の靴にもフィットしやすい設計が施されているため、より多くの方に利用していただける見込みです。

また、発売を記念して2024年10月8日から14日まで、東京都港区青山のHondaウエルカムプラザにて特別展示・体験会を開催します。この機会にぜひ足を運んでいただき、直接『あしらせ』を体験してみてください。入場料は無料です。

視覚障がい者にとっての外出のハードルは非常に高く、国土交通省の調査によると、自立して外出することができる視覚障がい者の割合は健常者に比べて著しく低い状況です。『あしらせ』のような画期的なデバイスが、この問題を解決するひとつの大きなステップとなることが期待されます。視覚だけでなく、聴覚にも配慮した形での情報提供が行えるため、外出時の安全性を確保しつつ、より自由な移動を可能にするのは大きな進歩です。

新モデル『あしらせ2』では、ユーザーが歩きやすいルートを提案するほか、独自のアルゴリズムを活用して安全に目的地を案内します。さらに、AI技術を駆使した多様な機能も搭載されており、視覚障がい者の情報アクセスをより一層促進しています。

本体価格は54,000円、アプリの使用料は月額550円(税込)または年額6,000円(税込)となっており、障害者用物品として認定され、非課税で販売される予定です。これにより、多くの視覚障がい者がこの画期的なデバイスを手に入れやすくなることが期待されています。

あしらせに興味がある方は、ぜひ公式ウェブサイトをチェックし、ユーザーの体験談や詳細な製品情報を確認してみてください。

【参考住所】
株式会社Ashirase
住友不動産虎ノ門タワー5階グロース虎ノ門room3
設立:2021年4月
URL: https://www.ashirase.com/


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会社情報

会社名
株式会社 Ashirase
住所
東京都港区虎ノ門2-2-1 住友不動産虎ノ門タワー 5F グロース虎ノ門
電話番号

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