SPACECOOLが新たに制定された記念日に賛同
SPACECOOL株式会社は、2023年より一般社団法人日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)が制定した記念日「暑すぎる夏を終わらせる日」に賛同したことを発表しました。この日、2025年8月8日から毎年、この日を「暑すぎる夏を終わらせる日」として広く認識し、猛暑に対する社会の意識を喚起することを目指しています。
気候変動による影響
近年、日本各地で続く猛暑は私たちの生活に深刻な影響を及ぼしています。熱中症の頻発や、労働環境の悪化、さらには農業や社会インフラへの負荷の増大が明らかになってきました。しかし、報道においては、高温現象を「暑さ」として捉える一方で、これを気候変動と結びつける議論は少なく、気候対策への意識が十分に広がっていないのが現状です。
このような背景から、JCLPは「暑すぎる夏を終わらせる日」を設け、暑さを気候変動の文脈で捉え直すためのきっかけを提供することに決めました。この記念日は、次世代のために気候問題への関心を持ち、行動を起こす意思を喚起することを目的としています。
記念日の意義
記念日自体は「なくすため」の活動でもあります。気候変動問題に立ち向かう強力な意志を持ち、温暖化対策が成功した暁には、この記念日そのものを廃止することを目指しているのです。この取り組みは、単なる記念日ではなく、私たちが未来に向けて行動を継続するためのモチベーションに他なりません。
SPACECOOLの取り組み
SPACECOOLは、ゼロエネルギー冷却を実現する放射冷却素材を持つ企業として、その技術と理念を通じて、気候変動への貢献を目指しています。株式会社が掲げる「SPACECOOL(スペースクール)」というブランド名は、より快適で持続可能な環境づくりに向けた取り組みの象徴です。今後、私たちはこの技術の普及を進め、気候危機の解決に貢献する意気込みで業務を進めていきます。
JCLPとは
JCLPは2009年に設立され、脱炭素社会の実現に向けた企業団体です。230社以上の企業が加盟しており、その合計売上は約160兆円に及びます。さまざまな産業からの参加により、気候変動に対する対応がさらに強化されています。JCLPの活動は、国際的にも評価されており、日本国内におけるRE100、EV100、EP100などの取り組みの窓口として機能しています。
今後の展望
SPACECOOL株式会社は、今後もJCLPとの連携を深め、社会全体での気候変動への対応を推進してまいります。「暑すぎる夏を終わらせる日」という新しい取り組みを通じて、多くの人々が気候変動問題に目を向け、行動を起こす絆を深めていけることを願っています。私たち一人ひとりが、未来のために何ができるかを考えることが、環境への最善策となるのです。