出雲にラグジュアリーなビーントゥバーチョコレート専門カフェが開店

出雲にオープンしたビーントゥバーチョコレート専門カフェ

出雲市に新たにオープンしたカフェ「ラショコラトリナナイロ」は、ビーントゥバーチョコレートの専門店です。ここでは、厳選したオーガニックカカオと国産のきび砂糖を使用し、科学的な知識を駆使した製法で作られた高品質なチョコレートを味わえます。カフェは出雲平野の真ん中に位置し、モダンでラグジュアリーな空間として、訪れる人々を魅了しています。

内覧会の詳細

内覧会は2018年10月8日（月・祝）に行われ、カフェメニューや新商品の試食を通じて、この特別な空間を体験できる貴重な機会です。また、カカオ豆を使ったボタニカルキャンドルづくりのワークショップも開催され、クリエイティブな体験が楽しめます。ワークショップは11:30と14:30の2回行われ、各20名限定で受け付けています。

店舗の背景

ラショコラトリナナイロは、5年前よりビーントゥバーチョコレートの製造に取り組んでおり、2015年にオンライン販売を開始しました。チョコレートは手作業で少量生産され、各ロットにはナンバリングとフレーバーノートが付けられています。これにより、消費者はカカオの産地や製造時期による味の違いを楽しむことができます。

当店を運営する西森亜矢氏は、2010年からビーントゥバーチョコレートの技術を独学で学び、その後広島大学名誉教授の佐藤清隆氏の指導を受けました。今年11月には、メキシコ政府主催のチョコレート審査会の審査委員に選ばれるなど、業界内外からの信頼も厚い存在です。

カフェの魅力

カフェでは、出身地である出雲を取り入れたスイーツが楽しめます。特に、パリやイスタンブールの有名店で修行したパティシエによるチョコレートを使ったデザートは、訪れる価値があります。さらに、ドリンクメニューには、島根のIMAGINE.COFFEEのスペシャリティコーヒーや、東京の珈琲屋うずでブレンドされた深煎りコーヒーも用意されています。

施設のデザイン

このカフェの建物は、故黒川紀章氏の事務所に所在した出雲出身の建築家、故牧戸捷弘氏が手掛けたもので、さらに増築部分はその息子の牧戸奈須加氏が設計しました。こうした親子の共作により、モダンな建物が完成しました。

これからも、ラショコラトリナナイロは国内外から多くの観光客を迎え、出雲に新しい魅力を提供していくことでしょう。