田村ビルズグループがポジティブ・インパクト・ファイナンスを導入
株式会社田村ビルズグループ(本社:山口県山口市)は、2024年8月9日に山口銀行(本社:山口県下関市)と「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」に関する融資契約を結びました。この融資は、社会や環境へのポジティブな影響を促進し、ネガティブな影響を軽減することを目的としています。
ポジティブ・インパクト・ファイナンスとは
このファイナンスの仕組みは、企業活動の影響を総合的に評価することから始まります。ポジティブな影響としては、空き家問題の解決や地域雇用の促進、さらには高品質な住宅の提供が挙げられます。一方で、ネガティブな影響の抑制策としては、廃棄物の削減を重視しています。これらのテーマには明確な目標とKPIが設定されており、山口銀行は定期的にその達成状況を確認しながら、会社のサステナビリティ経営を支援します。
実施の背景と評価
当社の事業が環境や社会に与える影響については、ワイエムコンサルティングが分析を行いました。この分析は国連環境計画金融イニシアティブ(UNEP FI)が提唱した原則に基づき、ポジティブインパクトファイナンスの基本的な考え方に従って評価されています。これにより、信頼性の高い評価をもとに資金を調達し、当社のサステナビリティ向上を図ります。
田村ビルズグループの取り組み
私たちの企業理念は「ともに豊かに」。この理念のもとで、田村ビルズグループは以下の6つの重点領域を設け、各領域においてコミットメントを持って目標を設定し、達成に向けた活動を推進しています。
1. 持続可能な成長を実現する高い収益性
2. ビジネスパーソンとしての成長を促進する教育の充実
3. ステークホルダー全員にとっての社会的価値の提供
4. 環境への配慮
5. 地域社会との持続的な共存・共栄
6. 全従業員の幸福追求
これらの取り組みを通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。