未来の街とともに進化する「ころやわ」展示が日本科学未来館でスタート

2025年3月19日（水）、静岡県浜松市に本社を置く株式会社Magic Shieldsが、東京都江東区の日本科学未来館内にある「Tokyo Mirai Park」にて新しい展示「ころやわ」を展開します。この展示は、持続可能な未来を目指す「東京ベイｅＳＧプロジェクト」の一環として行われ、さまざまな体験を通じて未来の技術を学ぶことができます。

Tokyo Mirai Parkとは

「Tokyo Mirai Park」は、東京都が推進する「東京ベイｅＳＧプロジェクト」の一部として、昨年11月にオープンした先進的な学びの場です。このプロジェクトは、ベイエリアを舞台にして持続可能な未来の都市モデルを創造し、さまざまな人々とともに東京の未来を形作ることを目指しています。

「Tokyo Mirai Park」の1階では最新のテクノロジーの展示が行われ、訪れた人々が直接体験できる場として設けられています。また、3階では、子どもたちと未来について考えるワークショップも開催されており、コミュニケーションや交流の場となっています。

展示の目的

今回の展示では、1階の展示をリニューアルし、「やわらかさ」をテーマにした新しい技術を体験することに重点を置きました。株式会社Magic Shieldsが展開する「ころやわ」は、このテーマにぴったり合致しており、展示の機会を得ることができました。この展示を通じて、未来の生活をさらに豊かで快適にする提案を行います。

展示の詳細

- 日時：2025年3月19日（水）10時00分から（終了時期未定）
- 場所：日本科学未来館（江東区青海2丁目3番6号）、1階Tokyo Mirai Park内

この展示では、株式会社Magic Shieldsの「ころやわ」をはじめ、「やわらかい」をテーマにしたユニークな技術が集められます。来場者はこれらの技術を実際に触れて、そのアイデアや未来の生活における可能性を学ぶことができます。

「ころやわ」の特徴

「ころやわ」は、両立が難しいとされていた「歩行快適性」と「衝撃吸収性」を両立させる新しい床材です。この製品は、転倒時に凹むことで衝撃を低減しつつも、日常生活では快適な歩行をサポートします。高齢者の大腿骨の骨折は、221kgf以上の荷重で発生するとされ、だからこそ「ころやわ」を導入することで150kgf程度の荷重に抑えることが可能になります。これにより、高齢者の骨折リスクを大幅に軽減できるとされています。

会社概要

株式会社Magic Shieldsは、2019年に設立されたスタートアップ企業です。自動車工学や医学を基に、新素材や構造「メカニカル・メタマテリアル」の研究開発、製造・販売を行っています。高齢者の転倒による骨折を減らすため、可変剛性構造体を用いた「ころやわ」を開発し、それを通じてより安全で快適な暮らしを提供することを目指しています。