接客業の魅力とは
2018-05-24 13:00:30
外国籍求職者向け転職フェアが示す接客業の魅力と課題
外国籍求職者向け転職フェアが示す接客業の魅力と課題
最近行われた外国籍求職者向けの転職フェアでは、参加者の42%が希望職種に「接客業」を挙げ高い関心を寄せています。この傾向は、日本のサービス業のレベルの高さや、外国籍求職者自身のキャリアの向上に対する期待から来ているようです。
転職フェアのデータに見る現状
株式会社INNTEGRAが主催したこの転職フェアにおいて、370名を対象に実施したアンケート調査では、62%が「すぐにでも転職したい」と回答。中でも「日本語力が不足し、社員とのコミュニケーションに苦労している」といった声が多数ありました。希望職種別で見ると、接客業が42%を占め、次いで営業28%、企画・管理・事務が15%という結果になりました。
この統計から、外国籍求職者が日本で働くには流暢な日本語スキルが必要だと感じていることがわかります。また、職場でのコミュニケーションがスムーズに行えるようにするためには、企業側も日本語教育をしっかりと行う必要があります。
ピアズ外国人アカデミーの取り組み
ピアズ外国人アカデミーは、一般的な外国人就労支援施設とは一線を画し、業界での実践的なスキルに加え、長く働くために必要な「マインド(考え方)」を教えることにも力を入れています。このような包括的な教育プログラムを通じて、求職者は数ヶ月の短期間で必要な知識を習得し、即戦力として働けるようになります。
実際、アカデミーに通う求職者たちは研修内容に対して高い評価を与え、「研修がしっかりしているから安心」との声も多く聞かれます。これにより、2ヶ月で約200時間の集中教育を受け、業界での就職を実現することができています。
課題と展望
このように、外国籍求職者が日本で活躍するための環境は整いつつありますが、依然として日本語のスキル不足という課題が残ることも事実です。企業が外国人労働者を受け入れる際に、コミュニケーションを円滑に進めるための教育が不可欠です。
また、この教育は外国籍労働者自身にとっても重要であり、キャリア形成の自信にも繋がります。そうすることで、彼らの定職率向上にも寄与することでしょう。
まとめ
外国籍求職者にとって「接客業」が魅力的な選択肢として浮上している今、企業と教育機関が連携して日本語教育を強化し、外国人労働者が安心して働ける環境作りが求められています。これにより、彼らの能力を最大限に引き出し、日本のサービス業全体の質を向上させることが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ピアズ
- 住所
- 東京都港区西新橋2-9-1PMO西新橋5F
- 電話番号
-
03-6811-2211