コンテンツ技術の未来を拓く、新プログラムCTIPが始動！

一般財団法人デジタルコンテンツ協会（DCAJ）が、2024年度の「コンテンツテクノロジー・イノベーションプログラム（CTIP）」の募集を開始しました。本プログラムは、今後の海外展開を目指してコンテンツ関連技術の社会実装をサポートするもので、応募締切は7月17日（木）午後5時です。

CTIPとは

CTIPは、コンテンツに関連するテクノロジーの発展を支援するために設計されたプログラムです。昨年度の先端テクノロジー社会実装プログラム（TIP）を基にしたこの新しいイニシアティブでは、若手研究者がその研究成果を直接社会と結びつけ、実用化を目指す機会が提供されます。特に、エンターテインメント体験の拡張や社会課題の解決に向けた技術応用が期待されています。

プログラムの内容

CTIPでは次のような支援が行われます：

1. 「Tech × Value Lab」デモ展示の機会
幕張メッセで開催される「INTER BEE IGNITION × DCEXPO」において、社会に対するバリューをいかにデモ展示するかというテーマでブースを設置し、デモを行うことができます。

2. 専門家によるメンタリング
技術の社会実装に関するアドバイスを行う専門家が参加者をサポートします。これにより、実用化に向けた具体的なアドバイスを受けることができます。

3. イノベーション・ワークショップ
多様なバックグラウンドを持つ参加者によるワークショップが企画されています。これにより、参加者はネットワークを広げ、共創の機会を得ることができます。

4. ウェルビーイング・ワークショップ
オンラインで、技術のウェルビーイング的利用に特化したワークショップが開催され、インクルーシブなアプローチを促進します。

5. 起業家とのワークショップ
「TechBiz」に参加する企業等とのワークショップを通じ、技術の長期的な市場展開の可能性を探ります。

6. SIGGRAPH賞候補への参加権
INTER BEE IGNITIONで行われるSIGGRAPHによる賞へ応募する機会が与えられます。受賞すれば、北米でのPRのチャンスが生まれます。

7. 海外展開計画の支援
採択されたプロジェクトが事業化された際には、海外展開支援事業「TechBiz」への応募が可能になります。