MUFG工芸プロジェクトが若手作家のための展示販売会を開催！

MUFG工芸プロジェクトが開催する「KOGEI ARTISTS LEAGUE」展示販売会

2025年8月20日から25日の6日間にわたって、東京の日本橋三越本店において行われた「KOGEI ARTISTS LEAGUE」展示販売会。これは株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ（MUFG）が、工芸の伝統と革新を支援するためのプロジェクトの一環として開催したものです。若手作家たちの創造力が光る作品が集まり、約1,700人の来場者がその魅力に触れる機会となりました。

この展示会では、選ばれた22人のファイナリストの作品がサポーター作家の作品と共に展示されました。若手作家たちがそれぞれの個性を表現した工芸品は、サポーターからの推薦を受けており、作品の背後にある想いや技術が際立つ形で紹介されました。多くの来場者からは「若手を応援する取り組みが素晴らしい」との声が寄せられ、工芸に対する高い関心が伺えました。

展示販売会前日には、トークプログラム『未来へ向かう工芸』が開催され、東京藝術大学名誉教授の秋元雄史氏や世界で活躍する工芸作家たちが登壇しました。このセッションでは、ファイナリストの作品紹介に続いて、工芸の未来や作家たちのキャリアに関する議論が展開されました。参加者からは「ファイナリストの個性を感じられた」「サポーター作家の思いが伝わるセッションだった」との感想が寄せられ、若手作家たちへの大きな励ましとなりました。

また、展示販売会における表彰式では、ファイナリストへのトロフィーが贈られたほか、推薦したサポーターとの記念撮影も行われ、熱気あふれる内覧会が実施されました。多くの来場者がファイナリスト自身の言葉で作品に込めた想いを聞くことで、作品への理解が深まったことが報告されています。

MUFG工芸プロジェクトは、工芸文化の発展に向け、継続的に若手作家たちを支援する仕組みを作り上げています。これにより、日本の伝統工芸が未来に向けて発展すると同時に、新しい表現や価値が創造されると期待されています。このような工芸の伝承と革新を図る取り組みは、地域文化や社会全体においても重要な意味を持つことでしょう。

今後の「KOGEI ARTISTS LEAGUE」も、全国に広がることが期待されており、若手作家たちにさらなる展示や交流の場を提供し続けることが望まれています。若手作家たちが互いに刺激しあい、成長する機会が増えることで、日本の工芸界はますます活気に満ちたものとなるでしょう。

日本の工芸の後継者が育つことを願いつつ、MUFGの今後の活動にも期待が寄せられています。