老舗ホテルが手がける進化系バターサンド
2022年3月28日、静岡県三島市にある明治創業の老舗ホテルが、自信を持って「進化系バターサンド」の先行予約販売を開始しました。この商品は、コロナ禍の中で新たな取り組みとしてスタートしたもので、地域とともに歩む姿勢が色濃く反映されています。
開発の背景
2021年5月にオープンしたカフェ「Meyci(メイシー)」では、テイクアウト商品を提供する新たな試みが始まりました。その背景には、コロナによって多くの方が苦境に立たされる中で、地域を応援したいという熱い思いがあります。このホテルは、地元三島の特産品を生かした商品開発を行う「地元応援プロジェクト」を立ち上げ、さまざまな商品に挑戦してきました。
地元食材を活かした商品
新しいバターサンドは、伊豆韮山の人気いちご「紅ほっぺ」や、富士山麓の新鮮な牛乳から作られた練乳を使用しています。これにより、地元ならではの風味とコクが感じられる味わいが実現しました。スティック状の形状は食べやすく、贈り物にも最適です。
特徴的なクリーム
このバターサンドに使われているクリームは、富士山麓で作られる地元三島発祥の練乳とバタークリームを組み合わせて作られています。イタリアンメレンゲを使用することで、空気を含んだふわっとした口当たりを実現し、まろやかな甘さが口の中で広がります。
サクサクのクッキー
クッキーは非常にこだわりを持って作られており、170℃のオーブンでじっくり焼き上げています。その結果、しっかりとした厚みを持ちながらも、サクサク感を楽しむことができます。また、アーモンドパウダーを加えることで、軽やかさや香りも楽しめる仕上がりになっています。
いちごの素材
いちごには自家製のセミドライ苺が使用されています。伊豆の高田農園から入手した、味の詰まった小粒の苺をじっくり煮ることで、素材の酸味と甘みを絶妙に引き出しています。これにより、食感が残りながらも、いちご本来の風味を感じることができます。
受けた反響
すでに多くの方に試食していただいた結果、「クッキーのサクサク感が絶妙」「練乳のクリームが滑らか」といった声が寄せられています。地域の魅力を感じさせる商品は、ただのスイーツではなく、地元の夕食が込められた一品として、多くの人々に愛されることでしょう。
販売とリターンについて
プロジェクトのリターンとしては、1800円でいちごサンド6個入りのセットが手に入ります。この商品は全てクール便で配送され、発送日から8日間の消費期限が設けられています。様々な価格帯で、地域の特産品を堪能できる商品が揃っているのも魅力のひとつです。
プロジェクト概要
このプロジェクトは、地元の食材にこだわり、地域の人々と共に成り立つシリーズとして、静岡県三島市の魅力を全国に発信することを目的としています。プロジェクトは2022年5月29日まで続き、詳細はMakuakeサイトにて確認できます。
プロジェクトページ
会社の概要
プロジェクトを進めるのは、昭和25年に設立された「株式会社ひしや三島プラザホテル」。地元の特産を大切にし、さまざまな形で地域との絆を深めています。今後も地元の良さを生かした商品展開に期待が寄せられています。