やまもとふみ最新作『なのはと宝石の庭』が登場!
小学生たちの心を掴んで離さない作家、やまもとふみ氏が新たに放つ作品が、青い鳥文庫から12月10日に発売されます。その名も『なのはと宝石の庭』。彼のファンならずとも、この新しい物語にワクワクする方が多いのではないでしょうか。
ストーリーの概要
物語は、本好きな中学1年生・羽村菜乃葉(はむらなのは)の目線で進行します。彼女は、様々な理由から学校には通えませんが、ある日、彼女の家の庭で妖精のような不思議な少年、蒼井真冬(あおいまふゆ)と出会います。菜乃葉はおばあちゃんからの遺言を受け、「庭に残した宝物を見つけてください」という言葉を心にとめ、物語はスタートします。
この庭には、一体どんな隠された宝物が存在しているのでしょうか。すでに夢中になってしまいますね。また、蒼井くんが持つ「おれは命を吸い取るから」という言葉の意味も、気になるところです。この物語は、普通の日々がどのように特別なものに変わっていくのかを描いた、胸が高鳴る冒険です。
登場人物とその魅力
菜乃葉は本を愛する女の子で、彼女には特に夢見る心があります。一方の蒼井くんは、口の悪い過保護男子であり、彼の意外な一面が物語を盛り上げます。ふたりの関係性から生まれる、ドキドキの展開や心が温まる瞬間が魅力です。彼らのバディとしての関係は、読者としての票を集めるポイントと言えるでしょう。
やまもとふみ氏は、これまでも『理花のおかしな実験室』や『初恋タイムリミット』といった人気作を手掛けてきましたが、彼の才能が新作に凝縮されています。どの年齢層にも響く内容を目指し、初恋や友情、家族のつながりをテーマにした彼の作品群は、多くの読者に感動を与え続けています。
著者のメッセージ
やまもとふみ氏は、作品制作にあたって「植物が芽を出すように、心もきっと立ち上がれる」との思いを込めています。失敗しても、諦めることはない、というメッセージが読者に届くことを願ったとのこと。彼自身の経験や心情が随所に描かれ、物語の中に散りばめられていることが感じ取れます。
無料試し読みと購入方法
現在、第4章までの無料試し読みが青い鳥文庫の特設サイトで公開中です。興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。実際に触れてみて、物語の世界に浸ることができます。詳細は以下のリンクからアクセスしてください。
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書誌情報
- - タイトル: なのはと宝石の庭
- - 著者: やまもとふみ
- - 絵: 花芽宮るる
- - 発売日: 2025年12月10日
- - 定価: 本体800円(税別)
- - ページ数: 192ページ
- - 対象: 小学生・中級から
すべての漢字にはふりがながついており、読書に慣れていない子供たちでも安心です。
新しい作品がシンプルに楽しめる時代、子供たちが本に親しむきっかけにもなるでしょう。やまもとふみ氏の魅力が詰まった『なのはと宝石の庭』、ぜひ手に取ってみてください。