豊島区最大級のイベント!大正大学「鴨台盆踊り」が今年も開催!
2024年7月5日(金)と6日(土)の2日間、東京都豊島区にある大正大学で「第14回鴨台盆踊り―異風動々―」が開催されます。
このイベントは、大正大学の学生が企画・運営する全国でも珍しい盆踊りイベントです。2022年と2023年には、2日間で1万人を超える来場者を記録し、豊島区を代表する夏の大イベントとして知られています。
コロナ禍の2020年にはオンラインでの開催に挑戦し、多くのメディアの注目を集めました。
今年は「異風動々」をテーマに、大学生、高校生、教職員、地域住民など、様々な立場の人が集まり、地域振興のために共に活動します。
鴨台盆踊りの歴史と今年のテーマ
大正大学の盆踊りは、1919年に始まった「魂祭」にルーツを持ちます。その後、長らく途絶えていましたが、2011年の東日本大震災の追悼イベントとして、現在の鴨台盆踊りが復活しました。
今年は、東北の復興祈念に加え、令和6年能登半島地震の被災地の復興祈念も同時に行います。
今年の鴨台盆踊り、見どころは?
今年の鴨台盆踊りは、地域住民と学生の繋がりを深めることを目的として、様々な企画が用意されています。
学生と地域住民が一体となって盆踊りを楽しむ
令和6年能登半島地震の支援事業を実施:実際に被災地を訪れた学生が、現状や惨状を語り、石川県七尾市の「みなとヨイサ」を踊り、復興を祈念します。
大学周辺地域の伝統を継承: 大学周辺の西巣鴨(豊島区)と滝野川(北区)を「鴨台地域」と捉え、その歴史や伝統を「種物音頭」などの踊りや企画で表現します。
高校との連携: 今年度は初めて、高校生と共に企画運営を行い、高校と大学の連携を深めます。
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新たな企画: 大阪の盆踊り団体「スターダスト河内」による盆踊りや、和装を推奨するファッションショーなど、新たな企画も実施されます。
学生からのメッセージ
「今年の鴨台盆踊りは、高校生など大学外の方との関わりにも注目してください。例えば、新曲の『みなとヨイサ』は、実際に被災地の石川県七尾市を訪れて教えてもらった曲です。令和6年能登半島地震を風化させないよう、現地の方の思いと共に踊ります。周辺地域の方々はもちろん、遠く離れた地域の方とも踊りで繋がることができるのが鴨台盆踊りの特長です。私は鴨台盆踊りに携わる中で、繋がりを持った方一人一人の顔を意識するようになりました。当日お越しいただく皆さんも盆踊りを通して繋がり、私たちとともに地域を巻き込んだ新たな風を吹かせましょう!」(統括班リーダー:石丸明日香さん、文学部人文学科3年)
大正大学について
大正大学は、天台宗、真言宗豊山派、真言宗智山派、浄土宗、時宗の5つの宗派が協働で運営する大学です。建学の理念は「智慧と慈悲の実践」。仏教精神に基づいた教育ビジョン「4つの人となる」を掲げ、教育研究活動を展開しています。
まとめ
「第14回鴨台盆踊り―異風動々―」は、地域住民と学生が一体となり、音楽と踊りを楽しむ、豊島区最大級のイベントです。復興祈念、地域の歴史、高校との連携など、様々な企画が盛り込まれ、夏の夜を華やかに彩ります。ぜひ足を運んで、学生と地域住民が織りなす熱い夏を体感してください。