有隣堂が創業115周年を祝い「製本キット KURUMI」とコラボ
株式会社有隣堂は、創業115周年の記念として特別な商品「有隣堂ブックカバーVer.製本キット」を発表しました。この商品は、東京美術紙工協業組合と共同で開発されたもので、8月8日(金)から販売が開始されます。
商品の特長
「有隣堂ブックカバーVer.製本キット」は、オリジナルのブックカバーと文庫カラーカバーの人気色を再現した特別版です。この製本キットは、誰でも簡単に本づくりを楽しめるように設計され、小さなお子様から大人まで広く楽しむことが可能です。さらに、このキットを使用した製本ワークショップイベントも予定されています。
ワークショップの開催
有隣堂では、新商品の発売に先立ち、7月2日(水)から7日(月)にかけて、神戸阪急本館で「おとなわたしの文具マルシェ2025」を開催し、ここで先行販売を行います。ワークショップでは「製本キット KURUMI」を使っての本作り体験が提供され、参加者は実際に手を動かして楽しむことができます。これは、地域の書店が本に親しむための交流の場を提供するための取り組みでもあります。
特別なデザイン
「有隣堂ブックカバーVer.製本キット」には、オリジナルブックカバーが特徴のデザインとして採用され、背表紙には「本は心の旅路」との標語が印刷されています。また、満足感を高めるための特徴的なスピンチャームも付属しており、このデザインは環境への配慮から、廃材を利用した素材で作られています。
価格と販売先
製品の価格は税込で2,200円となり、神戸阪急本館のイベント、さらに有隣堂の各店舗およびヤフーショッピング店での一般販売も行われます。詳しい購入方法や商品情報は有隣堂の公式ホームページで確認できます。
有隣堂と東京美術紙工協業組合
今回のコラボにより、両者の歴史ある技術が融合し、より多くの人々に製本を楽しんでもらうことが期待されています。特に、東京美術紙工協業組合は、長年の製本技術を活かし、製本体験を促進するためのワークショップなども開催しており、地域の文化活動に貢献しています。彼らの「製本キット KURUMI」から始まった製本の楽しさを、気軽に家庭で体験できるまたとない機会と言えるでしょう。
今後も有隣堂は、本の楽しさを地域の人々に発信し続け、書店が持つ魅力を再発見するための活動を積極的に展開していく予定です。