サラダクラブ、新たなベジタブルシリーズを発表
株式会社サラダクラブが、トレー付きトップシール容器を使った新シリーズ「そのままパクっとベジタブル」を2025年12月3日(水)に発売します。これは、家庭での調理を手軽にし、野菜を楽しみやすくすることを目的にした製品で、特に加熱工程を施した「国産蒸しブロッコリー」と「国産焼きブロッコリー」が第一弾として登場します。これまでのパッケージサラダとは異なり、開封すればすぐに食べられる便利さが魅力です。
新シリーズの特徴
本シリーズは、野菜の栄養価を保ちながら、調理の手間を省くことに成功しました。洗浄・カットが完了しているだけではなく、蒸しや焼きといった加熱工程も完了済み。これにより、日常の中で簡単に野菜を摂取できるようになっています。サラダのトッピングや、主菜のサイドディッシュとしても活用でき、その汎用性は多くの家庭で受け入れられることが予想されます。
また、この新商品は特殊なトップシール容器により、品質保持の期間が4日と設定されており、利便性はより高まっています。こうした工夫がなされている背景には、昨今の家庭での野菜摂取量の減少があると言われています。忙しい生活の中で時間をかけずに食べられる選択肢を提供することは、消費者にとって非常に喜ばれる要素となるでしょう。
人気のブロッコリー
ブロッコリーはその栄養価の高さや美しい緑色から、多くの家庭で人気となっています。近年のデータによると、ブロッコリーの家庭への登場頻度は上昇しており、2026年4月には農林水産省によって「指定野菜」に指定される見込みです。この「指定野菜」としての登録は、消費者の信頼性を高め、今後の需要拡大を促進する要因と考えられます。ただし、調理に対するハードルの高さも指摘されており、「洗うのが面倒」「茹で加減が難しい」という声も多いようです。
そんな中、サラダクラブの新シリーズは、噛むと感じるコリコリとした食感や、焼きブロッコリーの香ばしさを兼ね備えることで、これらの悩みを解消する手助けをしています。
開発の背景
従来のサラダクラブは、生野菜を主に扱ってきましたが、昨今の生活様式の変化や野菜摂取に関する意識の高まりに応じて、調理の手間を軽減する方向へと進化を遂げています。特に、共働き世帯の増加が影響しており、調理時間の短縮を希望する声が多くなっています。これを踏まえ、加熱工程を備えた「そのままパクっとベジタブル」シリーズが開発されたとのこと。今後は、国産のブロッコリーだけでなく、他の多様な野菜も展開していく計画があるようです。
商品の利用シーン
この新商品は、サラダにそのまま加えることはもちろん、プレートに盛り付けたり、カレーのトッピングとしても利用できるのが特徴です。手間をかけずに、彩りをプラスできるのは嬉しいポイントです。特に、忙しいビジネスパーソンや育児に奮闘する方々にとって、こうしたアイテムは貴重なパートナーとなりそうです。
企業理念とビジョン
株式会社サラダクラブは、1999年にキユーピーと三菱商事の共同出資により設立されました。洗わずそのまま食べられるパッケージサラダを提供し、国内最大のシェアを誇っています。加えて、業界内での持続可能性やフードロスを減らす取り組みにも注力しています。今後も、皆様の食卓に鮮やかな野菜をお届けし続ける姿勢が期待されます。
この新シリーズが織りなす未来に、目が離せません。