2025年の結婚相談所利用者調査から見えた出会いのリアルな実態
株式会社LIFRELLが運営する『婚活パラダイス』は、結婚相談所を利用する人々の実態を知るため、2025年の初めに実施された調査結果を発表しました。今回の調査では、結婚相談所の利用を通じての出会いの実態や、サービスへの満足度が詳しく分析されており、婚活市場における重要な示唆が得られました。
調査の概要
調査は2025年1月25日から2月3日にかけて行われ、129名の結婚相談所利用経験者が対象となりました。男女比は女性72名、男性57名という構成で、年代別では30代が最も多く、次いで40代、20代、50代以上と続きます。
結婚相談所を利用するきっかけ
調査結果をみると、結婚相談所に入会した理由として最も多かったのは『真剣に結婚したいと思った』で、77票が集まりました。次いで『出会いが少なかった』が76票で、結婚願望が高まる中で出会いの機会が減少していることが浮き彫りになりました。年齢的な焦りや家族・友人からの勧めも一定数見受けられ、婚活に対する意識が反映されています。
利用される結婚相談所の傾向
入会した相談所の中で目立つのは、オーネットとツヴァイがそれぞれ34人、27人と、多くの利用者が支持している点です。一方で、地域密着型のサービスに対する需要も多く見られ、『その他』に選ばれた22人は、地域に根ざした相談所を利用していることが読み取れます。
利用期間とカウンセラーの対応
大多数の利用者が3~6ヶ月以内に退会しており、これが一つの活動のサイクルであることがわかります。特に、交際相手が見つかったことによる退会が多く、短期間での成果を求める傾向が見受けられます。また、カウンセラーへの評価も見逃せない要素で、『まあ満足した』と『とても親身で満足した』の合計が90%近くに達し、サポートの質が成婚活動に影響を与えていることが示されています。
成婚率と満足度
交際相手を見つけることができたかという質問に対し、『他の方法でお相手が見つかった』、または『真剣交際に至らず終了した』という回答が同数で最も多く、活用方法の多様性が感じられます。しかし、結婚または婚約に至った人が31人、つまり全体の15%を超えるのは驚きであり、結婚相談所が果たす役割が重要であることがわかります。
満足度の理由
利用者から寄せられた満足度については、『カウンセラーが親身で信頼できた』が最も多く56票を獲得し、次いで『結果的に結婚(交際相手)を見つけられた』が37票、『紹介人数・質が良かった』と『システムが使いやすかった』がそれぞれ30票を得ました。一方、一定数の利用者が不満を持っていることも事実で、婚活サービスに対する期待と結果が一致しないケースもあるようです。
広がる婚活の可能性
今回の調査を通じて、結婚相談所には真剣な結婚意欲を持つ層が多く見受けられると同時に、身近な出会いの機会が少ない環境も、多くの人々が利用する理由となっています。オフラインの手法に対して新たな信頼を寄せ、対面でのサポートを求める声も多い一方で、デジタル化が進む現代においては、多様な選択肢を比較することが重要です。
これからの婚活において、各相談所の特徴やサポート体制を十分に検討し、自分に合ったサービスを見つけることこそが、成功への第一歩と言えるでしょう。今後も『婚活パラダイス』では、こうした調査結果を基に読者に有益な情報を提供し、婚活支援を推進していきます。