豆乳人気急上昇中！健康志向の飲料としての効果が多数

マイボイスコムが実施した調査によれば、直近1年間で豆乳を摂取した人は5割強に達しています。この調査は2024年7月1日から7日に掛けて行われ、9314名が参加しました。女性の10〜40代では豆乳の摂取率が各6割を超えており、特にこの年代の女性が豆乳を好む傾向が見受けられます。

豆乳の摂取方法

調査によると、豆乳の摂取方法として最も多いのは「市販の調製豆乳・無調整豆乳をそのまま飲む」という選択肢で、32.1%の人々がこれを行っています。また、他に「市販の豆乳と他のものを混ぜて飲む」という方法も人気で、11.7%の人がこれを選んでいます。果汁やコーヒーを加えた豆乳飲料を利用している人も9.7%に達し、特に若年層の女性でこの傾向が強くなっています。

料理に豆乳を活用する人もおり、その割合は12.9%です。特に女性の30〜70代でこの数字が高くなっています。

豆乳を摂取する理由

豆乳を選ぶ理由の大部分は「健康に良い」というもので、48.9%がこれを挙げています。続いて「栄養価が高い」が43.0%、さらに「おいしい」や「大豆イソフラボンの摂取」がそれぞれ3割強となっています。特に女性は「大豆イソフラボンの摂取」を重要視しており、比率は約46%に達します。この点は、男性に比べて明らかに高い傾向にあります。

豆乳に期待する健康効果

豆乳に期待する健康効果としては、「コレステロールの低減」や「高血圧や高脂血症、動脈硬化の予防」が各3割弱です。また、便秘解消や美肌効果、カルシウムの摂取という点も期待されており、これらはそれぞれ2割弱の需要があります。特に70代の方々は高血圧や動脈硬化予防を重要視している傾向が見られ、女性の50代では更年期問題の軽減に対する期待も示されています。

飲用シーンと意向

豆乳を飲むタイミングは「朝食時」が38.0%と最も多く、続いて「おやつの時」が25.5%、昼食時は13.2%です。特に30〜40代の女性におやつの場面での飲用が高い傾向があります。

従って、豆乳に対する飲用意向も高く、「飲みたい」と「まあ飲みたい」を合わせると約4割強に達します。男性の意向は3割強、女性は約5割です。一方で、豆乳に対する消極的な意向を持つ人も約35%いることが確認されています。

これは特に非飲用者において6割を超える結果となっており、今後の豆乳の普及に向けて改善されるべき点です。