FC東京はこの度、スペインのSDエイバルから橋本拳人選手が完全移籍で加入することを発表しました。今年の新シーズンに向け、ファンやチームメイトと共に新たなスタートを切る橋本選手に期待が寄せられています。
橋本選手は1993年8月16日、東京都板橋区に生まれました。MFとしての才能を開花させ、早くからFC東京のジュニアユースチームで活躍しました。彼は2006年から2008年にかけてFC東京U-15深川に在籍し、2007年には高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会で3位、2008年には同大会で優勝を果たしました。その後、2009年から2011年まではFC東京U-18に属し、数々の大会で優勝に導く活躍を見せました。
2012年から2020年までFC東京のトップチームでプレーし、期間中にはロアッソ熊本への期限付き移籍も経験しました。2019年にはJリーグ優秀選手賞を受賞し、ベストイレブンにも選出されるなど、その実力を証明しました。その後、FCロストフ、ヴィッセル神戸、SDウエスカといったクラブを経て、最近はSDエイバルに所属していました。
橋本選手は日本代表としても活躍し、U-18、U-19、U-23、そしてフル代表まで幅広く選出されています。特にU-19日本代表としてのAFC U-19選手権2012ではベスト8に入り、その実力がより一層光りました。
移籍に際し、橋本選手は「5年ぶりに帰ってきました。橋本拳人です。自分を育ててくれたクラブに戻ってこられたこと、そして、もう一度青赤のユニフォームに袖を通してみなさんとともに戦えることを非常に嬉しく思っています。チームの目標に向かって青赤魂を持ち、全身全霊を懸けてプレーします」とコメントを寄せています。その意気込みに、多くのファンが期待を膨らませています。
FC東京としては、橋本選手の加入によって中盤の強化が期待されており、今シーズンの戦いに大きな影響を与えることでしょう。選手自身も、自身の成長を見守ってくれたクラブに戻ることができたことを喜び、ファンと共に目標達成に向けて全力を尽くす姿勢を示しています。
これからのシーズン、橋本選手がFC東京にどのようなプレーを見せてくれるのか、非常に楽しみです。彼の活躍がチームにもたらす影響を、ファンと共に見守っていきましょう。