ウクライナ避難民の若者たちを支える支援活動
ロシアによるウクライナ侵攻から4年が経過しました。この未曾有の状況下において、公益財団法人パスウェイズ・ジャパンは、ウクライナ及びその周辺国から逃れてきた若者たちを日本に受け入れ、教育と雇用の機会を提供してきました。これまでに132名の若者がこのプログラムに参加し、1人または数名の家族とともに新しい生活をスタートしています。
日本での自立を目指す若者たち
パスウェイズ・ジャパンの取組により、これまでに卒業生の60名以上が就職を果たし、現に30名を超える卒業生が日本の企業で働いています。彼らは日本語学校や大学で学び、母国では成し遂げられなかった夢をここで実現させています。さらに、就職活動を行っている若者も多数おり、彼らが直面している課題を踏まえた支援も行われています。
ウクライナ人学生の進学状況
最近の支援では、日本国内の高等教育機関での進学が増えています。「日本教育パスウェイズ」プログラムを通じて、ウクライナからの学生3名が新たに大学に進むことができました。このプログラムは、日本国際基督教大学財団と協力しており、各大学と連携して多くの若者に学びの場を提供しています。
日本での就職活動の過酷さ
ただし、日本独特の就職文化に苦しむ若者も少なくありません。多くの企業が新卒一括採用を行い、選考が早い段階から開始されるため、自身のキャリアを築く上で困難に直面しています。特に母国とは異なる文化や言語の壁が、就職活動の大きな障害になっているのです。パスウェイズ・ジャパンでは、卒業生が新たな世代に対してアドバイスを行う「就活メンターシップ」を通じて、彼らのサポートをしています。
企業との連携による支援
企業との連携も充実し、定期的に行われる合同説明会では、難民や避難民の若者たちが直接企業と接触し、各社の理念や文化を理解する機会が得られます。多くの若者は、これにより日本のビジネス文化に触れることができ、職業選択の幅を広げています。また、自身の強みや志向を理解するための自己分析や業界分析を支援するプログラムも用意されています。
新たな価値を生む取り組み
パスウェイズ・ジャパンは、難民支援の枠を超えて、日本社会において新たな価値を生み出すことを目指しています。難民たちが自立し、日本社会の一員として責任を果たすことで、彼ら自身の未来のみならず、受け入れる社会にもプラスの変化をもたらすと信じています。この流れの中で、私たちはみなさんの理解と支援を引き続きお願いしたいと考えています。
ウクライナの人々が思い描いていた明るい未来が再び訪れるよう、パスウェイズ・ジャパンは、彼らの学びや仕事を通じた自立の支援を持続的に行ってまいります。関心を持たれた方は、ぜひお問い合わせください。
お問い合わせ先
公益財団法人パスウェイズ・ジャパン広報担当
Email:
[email protected]
パスウェイズ・ジャパンのウェブサイト