関啓扶選手の挑戦
2019-03-27 16:28:00

元中日ドラゴンズの関啓扶選手が新たな挑戦!歯科技工士を目指す

元プロ野球選手の新たな挑戦



元中日ドラゴンズのピッチャー関啓扶(せき ひろと)選手が、名古屋市にある東海歯科医療専門学校で歯科技工士の教育を受けることとなりました。彼は、プロアスリートとしての経験を経て、新たなキャリアパスを開拓するために入学しました。この動きは、学校法人セムイ学園が導入した「プロアスリート・セカンドキャリアサポート制度」に基づくものです。

セカンドキャリアサポート制度とは



この制度は、活躍を終えたプロアスリートが引退後の人生で新たな職業を見つける助けをするために設立されました。スポーツ業界での経験を活かして、医療や福祉などの分野でのスキルを身につけることで、第二の人生を支援します。関選手は、この制度の利用者第1号として選ばれ、名古屋の専門学校で学ぶことになります。

入学式の様子と関選手のコメント



4月1日、名古屋ガーデンパレスで行われた入学式では、関選手が奨学生証書を受け取りました。同校の副理事長である野村斉史氏から祝辞を受けた関選手は、「8年間プロ野球に携わってきて、今回の進路選択にはプレッシャーを感じています。でも、資格を取得して独り立ちできた場合には、自分を支えてくれた方々に恩返しをしたいと思っています」と語りました。この前向きな姿勢が、彼の新しい挑戦への期待感を高めます。

関啓扶選手の経歴



関選手は2010年、ドラフト5位で中日ドラゴンズに入団しました。プロ入り後は、1軍での出場機会は無かったものの、チームのマネージャーとしての役割を果たしていました。彼のキャリアは決して順風満帆ではありませんでしたが、2018年にはトライアウトを受け、競技生活からの卒業を決意。その後、歯科技工士を目指す道を選び、現在の新たなスタートを切ることになりました。

今後の学びと期待



関選手は、今後2年間の学びを通じて国家資格取得を目指し、歯科技工士としてのスキルを磨いていきます。4月2日から授業が開始され、彼は実践的な技術や知識を身に付け、医療分野で新たな挑戦をすることになるでしょう。

このように、元プロ選手が新しいキャリアに挑む姿は、スポーツ業界だけでなく、他のさまざまな分野にも勇気を与えるものです。関選手のこれからの活躍に、ぜひ注目していきましょう。

会社情報

会社名
学校法人セムイ学園
住所
愛知県名古屋市中村区名駅南2-7-2東海医療科学専門学校内
電話番号

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