サードプレイスでモチベーションUP
2024-12-19 11:31:52

正社員の“サードプレイス”が働くモチベーションを向上させる理由とは

株式会社マイナビが実施した「正社員の“サードプレイス”と“働くモチベーション”に関する調査」の結果によると、20代から50代の正社員の約5人に1人が"サードプレイス"を持っていることが明らかになりました。ここで言う"サードプレイス"とは、自宅や職場とは異なる、リラックスして過ごせる場所のことを指します。

調査に参加した正社員の中で、"サードプレイス"を持つと回答したのは19.3%に上り、そのうちの14%は1つ、3.9%は2つ以上の場所を持つと答えました。その中でも特に多かったのは「カフェ」で、他には「ジム」や「趣味の集まり」なども人気でした。サードプレイスには大きく分けて「1人の時間を持つもの」と「他者とのコミュニケーションがあるもの」があり、それぞれに独自の魅力があります。

サードプレイスを持っている人たちは、自己理解や働くモチベーションが高い傾向にあることが調査から見えてきました。具体的には、サードプレイスを持つ人の40%は自分の職業に対して高いモチベーションを持っていると感じており、持たない人に比べてその割合は16%も高い結果となりました。また、53.3%の人々が自分のキャリアを自ら作り上げていると感じており、こちらもサードプレイスを持たない人を大きく上回ります。

さらに、自己効力感、つまり"困難な仕事を自分ならこなせる"という自信を持っている人の割合もサードプレイスを持つ側が高く、56.3%の人がそのように回答しました。このように、サードプレイスの存在は、自己理解の深まりだけでなく、仕事への意欲やキャリア形成においても重要な役割を果たしていることがわかります。

一方で、サードプレイスを持つかどうかで、仕事と私生活に対する満足度も顕著な差が出ています。サードプレイスを持つ人で、「仕事も私生活も満足」とする割合は39.4%に達し、持たない人の24.3%と比較しても15.1ポイントも高くなっています。これは、"サードプレイス"が仕事と私生活のバランスを取る上でプラスに働いていることを示唆しています。

調査を担当したマイナビの研究員、朝比奈あかりは、サードプレイスの意義について次のように述べています。「サードプレイスでの活動は自己理解を促進し、それが結果的に働くモチベーションやキャリア自律、自己効力感を高める要因となる」と言います。さらに、このような場所は物理的なものでなくとも、自分らしさを見つけるための時間として大切にすることができます。

年末を迎えるにあたり、自分のキャリアを振り返る良い機会かもしれません。この機会に、あなたにとってのサードプレイスを改めて探してみるのはいかがでしょうか。サードプレイスが、きっと新たな発見と成長に繋がることでしょう。


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東京都千代田区一ツ橋1丁目一番一号パレスサイドビル
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