UsideUが切り開くマルチモーダルAI技術の未来
2018年5月31日、株式会社UsideU(本社:東京都千代田区)は、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区)との協業を発表しました。この取り組みは「第3回 SoftBank Innovation Program」において選出されたことを受けたもので、革新的なソリューションや技術を活用した新たなサービスやプロダクトの開発を目指しています。
UsideUの「コラボロイド」とは?
「コラボロイド」は、少子高齢化が進む日本でのサービス人材不足という課題を解決するために開発されたマルチモーダルAIサービスシステムです。この技術は、遠隔のスタッフとロボットが連携し、接客販売や窓口業務などのサービス業務を効率的に行うことを可能にします。
これにより、店舗や窓口の業務は自動化されたり、遠隔での対応が可能になり、特に訪れる人々が多い地域での接客業務の質を向上させることが期待されています。たとえば、実店舗にいながらにして、ウェブサービスにアクセスできるような双方向の体験が提供される予定です。
ソフトバンクとの提携の意義
UsideUの代表取締役社長、高岡淳二氏は、ソフトバンクとの協業によって「コラボロイド」の商用化が進展することを期待しています。このプログラムでは、ソフトバンクが持つ豊富なリソースを活用し、プロトタイプの開発やテストマーケティングの実施がサポートされるため、新たな価値の創出が加速されるだろうと説明しています。
さらに、対話解析技術とウェブ解析を組み合わせることで、実店舗とオンラインサービスの間にあった壁を取り払い、利用者にとってより便利でスムーズなサービスが実現される見込みです。
未来のビジネスシーンに向けて
ソフトバンクの「SoftBank Innovation Program」は、革新性のある技術を持つ企業と連携することで、新しいビジネスモデルの創出を促進する取り組みです。このようなプログラムから生まれる新サービスは、実際の店舗運営やサービス業務のあり方を大きく変えるポテンシャルを秘めています。
UsideUとソフトバンクのコラボレーションは、技術革新による生活やビジネスの効率化と向上を目指しており、今後の展開が非常に楽しみです。
【参考リンク】
SoftBank Innovation Program - 詳細情報はこちらからご覧いただけます。
UsideUとソフトバンクによるこの新展開は、まさに現代のニーズに応える最前線の試みとなることでしょう。私たちの生活に役立つ新たなAI技術の商用化は、これからの瞬間に向けた大きな一歩です。