北海道の農林水産業の未来と「大ほっかいどう祭」への出展
2023年7月27日、28日の2日間、札幌ドームで行われる「大ほっかいどう祭」では、農林水産ダイバーシティ推進連盟が出展し、北海道の農林水産業の魅力を広めます。このイベントは、地域の特産品や文化を応援する素晴らしい機会です。
農林水産業は私たちの生活に欠かせない基盤ですが、近年の人手不足は深刻な問題となっています。農林水産ダイバーシティ推進連盟は、これを解決するために活動を展開しており、特に新しい人材の参入を促すプロジェクトに取り組んでいます。今回の祭り出展では、法人会員の株式会社ニッセンレンエスコートと協力し、観客に農林水産業への関心を高めてもらえるような工夫がなされています。
イベント概要
「大ほっかいどう祭」は、札幌市豊平区で開催され、入場料金は前売券600円、当日券700円です。このイベントは、北海道の魅力ある農産物や地元企業の取り組みを体験できる絶好のチャンスです。特に注目されているのは、ノウタス社と提携し提供する「VR果物狩り」という体験型アトラクションです。訪れた人々はVRを使って果物狩りを楽しみながら、農業の楽しさを体感できます。
さらには、農業人材の新しい働き方として「テレノーカー」(テレワークと農業を合わせた新たな職業)を提案しています。これにより、地域に限定されずに農業に携わる機会が増え、全国各地から人材が流入することを期待しています。また、セカンドキャリアとしての農業参入支援も行っており、中高年層の経験豊富な人々が農林水産業にかかわることで、産業の活性化が見込まれています。
農福連携の重要性
農林水産ダイバーシティ推進連盟は、障害者や高齢者など、労働市場での機会が限られている人々の社会参加を促進する「農福連携」にも力を入れています。この取り組みは、農林水産業に新たな価値をもたらし、社会全体の包摂を実現するために不可欠です。
農林水産業の未来を考える上で、まずは多くの人にこの業界の魅力を感じてもらうことが大切です。「大ほっかいどう祭」は、その第一歩となるイベントとなるでしょう。
情報発信を行い、様々な企画を通じて、地域の農林水産業を応援する活動を続けていくとともに、多くの方々に農業への興味を持っていただくよう尽力します。この共通の目標に向かって、ぜひ皆様の参加をお待ちしております。
詳しい情報は、
公式イベントサイトをご覧ください。