TRIDENTが資金調達
2021-07-07 09:00:03
TRIDENT、AIテスト自動化プラットフォームで3億円の資金調達を成功
株式会社TRIDENTが、自社のAIテスト自動化プラットフォーム「Magic Pod」に向けて3億円の資金調達を実施したことが発表されました。この資金は今後の製品力向上や新たな事業展開に活用される予定です。
TRIDENTは、500人以上からなる自動テストコミュニティにおいてリーダーの役割を担い、特にCEOの伊藤望氏をはじめ、著名なエキスパートたちが参加しています。玉川紘子氏や戸田広氏など、自動テストに関する著名な著者と翻訳者がプロジェクトに関与し、高度な専門性を持ったチームが集結しています。こうしたバックグラウンドにより、TRIDENTは他社にはない独自の高水準なソリューションを開発しています。
ソフトウェアテストは、多くのエンジニアが直面する共通の課題として、手動テストによる非効率を挙げます。特に、リリースごとに同じ手順を繰り返す必要があり、開発速度が落ちてしまうという問題があります。TRIDENTはこの課題を解決するために、「Magic Pod」を開発しました。特に、WebサイトとモバイルアプリのE2Eテスト自動化を実現しています。そのため、現在利用企業数は500社を超え、noteやメドレーなどのリーディングカンパニーも採用しています。
また、2025年にはグローバルなソフトウェアテスト自動化市場が約11兆円に達すると予測されています。TRIDENTは「Magic Pod」の力量をさらに強化し、国内市場でのユーザーを拡大するとともに、国際市場への進出も目指しています。
今後の展開において、TRIDENTではエンジニアやデザイナー、広報、バックオフィス職の採用を強化しています。自社製品の品質向上を図りながら、ソフトウェアテスト自動化市場において先駆者としての地位を確立していく方針です。エンジニアリングスキルを活かし、テクノロジーの革新に貢献したい方々には絶好の機会と言えるでしょう。
引受先のSTRIVEインベストメントマネージャー髙田洋輔氏は、TRIDENTのチームに高い評価を寄せ、自身は「Magic Pod」がソフトウェアテストの最高のプロダクトになると確信を示しています。Angel Bridgeの河西佑太郎氏も、TRIDENTの強い専門性と技術力を評価し、開発サイクルの迅速な改善に貢献する意欲を示しています。
TRIDENTが目指すのは、AI技術を活用した理想的なソフトウェアテスト。誰でも簡単に扱え、迅速かつ高品質なソリューションを提供することで、企業の開発速度向上にも寄与し、それに伴い市場での競争力を高めることにあります。今後のTRIDENTから目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社MagicPod
- 住所
- 東京都中央区日本橋箱崎町1-2The Shore日本橋茅場町 4階
- 電話番号
-
050-7122-0338