digglueの新プロジェクト
2025-07-28 13:22:00

東京都のスタートアップdigglue、環境循環型プロジェクトが採択

東京都のスタートアップdigglueが注目のプロジェクトを始動



株式会社digglue(本社:東京都新宿区、その代表は原英之氏)が、東京都が主催する社会課題解決型のスタートアップ支援事業「Tokyo Co-inNovators」における【コンセプト検証支援】の第3期に選ばれるという快挙を達成しました。今回採択されたプロジェクトは「Mirror Loop Project」と名付けられ、硝子鏡の廃材を対象にしたスマートな資源回収のモデルを提案しています。

プロジェクトの背景



廃棄物問題は、企業が直面する重要な課題の一つです。特に、硝子鏡の端材などは、そのまま廃棄されるケースが多いですが、これを効果的に再利用する取り組みが待たれています。digglueの「Mirror Loop Project」は、まさにこのニーズに応えるものです。プロジェクトでは、工場から排出される硝子鏡の端材をスマートに回収し、さらに資源循環のプラットフォームを構築することを目指しています。

最初の対象企業として選ばれたのは、東京都近郊に位置する中小企業、「西尾硝子鏡工業所」です。この企業は硝子鏡を用いた加工製品を生産しており、プロジェクトのモデルケースとして重要な役割を果たします。

IoTを活用したスマート回収



このプロジェクトの特に注目すべき点は、IoTセンサーを用いて排出される硝子鏡の端材の重量をリアルタイムで計測し、そのデータを地図上で可視化できる点です。データが一定量に達すると、関係者に通知が行われ、最適なタイミングでの一括回収が実現されます。これにより、オペレーションを効率化し、物流コストの削減を図ります。

また、蓄積されたデータを基に、CO₂排出削減やコスト削減効果が数値として「見える化」され、業界全体への普及も視野に入れています。このように、持続可能な資源循環型のIoTモデルの構築を目指すこのプロジェクトは、環境課題解決の一助となることが期待されています。

MateRe(マテリ)について



digglueが開発した「MateRe(マテリ)」は、クラウドベースの資源循環デジタルプラットフォームです。このプラットフォームは、企業の廃棄物やリサイクル資源、関連するCO₂排出量をデジタルで一元管理し、リアルタイムでの可視化・分析を可能にします。これにより、現場の課題を迅速に把握し、改善策を立てやすくなります。

MateReの利点には、社内外へのサーキュラーエコノミーの成果発信、IoT連携による負担の軽減、廃棄物と再利用先のマッチング支援などがあります。これらの機能を通じて、持続可能な循環型社会の実現を後押ししていくことの重要性は大いに注目されています。

Tokyo Co-inNovatorsの意義



「Tokyo Co-inNovators」は、東京都が社会課題解決に向けたスタートアップ支援事業です。この事業は、革新的な技術やサービスを持つスタートアップと企業・団体との連携を促進し、社会実装を支援することを目的としています。digglueのプロジェクトがこの支援事業に採択されたことは、東京都の方針への適合性を証明していると同時に、名実ともに持続可能な社会の実現へ向けた一歩となるでしょう。

また、今回のプロジェクトの実現には、西尾硝子鏡工業所との連携が重要であり、東京都のマッチング支援が大きな役割を果たしたことも特筆すべき点です。この取り組みは公的支援の成果として、より多くの企業が持続可能な開発に貢献する道を開きます。

digglueのビジョン



株式会社digglueは、「テクノロジーで持続可能な世界を実装する」を企業の理念としています。IoTやブロックチェーンなどの先端技術を用い、サーキュラーエコノミー実現へ向けたさまざまなプラットフォームを展開中です。「MateRe Visualization」「MateRe Traceability」「CiReta!」の3つのプロダクトを通じて、企業間の情報連携や消費者行動の変革を促し、持続可能な社会を推進しています。

このように、環境への配慮と持続可能性を重視したプロジェクトが進展する中、digglueの取り組みはさらに多くの関心を集め、今後の展開が期待されています。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社digglue
住所
東京都新宿区天神町6Mビル8F
電話番号
03-5817-4275

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 新宿区 digglue 環境 Tokyo Co-inNovators

Wiki3: 東京都 新宿区 digglue 環境 Tokyo Co-inNovators

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。