ねこ専門フードブランド「uniam」がアニコムと共同開発した新しい健康支援ウェットフード

ねこ専門ブランドが目指す新しいフード提案

株式会社uniamは、ペット保険のパイオニアであるアニコム損害保険グループと共同で、猫の健康をサポートする機能性ウェットフード「anicom Care Deli with uniam」を開発し、2025年3月から販売を開始することを発表しました。これにより、ねこの健康に寄与する商品の多様性が一層高まります。

共同開発の背景

uniamは「ねこと生きるを、ユニークに。」というパーパスを掲げ、専門的なフレッシュキャットフードを提供してきました。同社の強みは、獣医師による科学的根拠に基づくデザインで、自然由来の厳選された材料を使用しています。一方、アニコムパフェは豊富なペット保険データを活用し、健康への配慮が施されたフードを展開。この二つの企業がタッグを組むことで、栄養設計と健康データの融合が実現しました。

新商品の特徴

「anicom Care Deli with uniam」は、猫の健康課題に特化した五つのケアフードを展開します：腸内免疫ケア、デンタルケア、リフレッシュケア、腎臓ケア、そして避妊去勢後ケアです。これにより各々の健康ニーズに的確に応えることを目指しています。製品は50g単位で、一般販売価格は398円（税込）です。

市場の動向

近年、ねこは日本で最も飼われているペットであり、ペット市場の中でも特にキャットフードの需要が高まっています。2024年には916万頭の猫が飼育される見込みで、犬よりも多くなっています。このような市場環境の中、キャットフード業界は2030年までに6.5兆円規模に成長することが予測されています。これを受けて、uniamはねこ専門のフードブランドとして、日本国内外でのさらなる成長を目指します。

将来的な展望

uniamは今後の製品開発について、データドリブンアプローチを続けていくとしています。アニコムの保有する健康診断データや腸内フローラデータを活用し、愛猫の健康維持をしっかりと支えられるレシピ構築に取り組んでいます。また、歯周病の検査キットの開発も予定しており、さらなる健康管理製品のラインナップを拡充していく意向です。