伝統工芸とサイバーパンクが融合したアートピース「TB-02」

伝統工芸とサイバーパンクの邂逅、「TB-02」が登場

日本の伝統工芸にサイバーパンクの要素が融合した新しいアートピース、「TechnoByobu : TB-02」が2026年に発売予定です。この作品は、ユーマ株式会社（U/M/A/A）が100%オリジナルのアートピースとして制作しており、士郎正宗の名作『攻殻機動隊』をテーマにしています。

TechnoByobuの誕生背景

TechnoByobuという名前は、ギリシャ語の「テクネ（téchnē）」に由来し、単なる技術だけでなく、芸術や創造性をも内包した概念から生まれました。「テクノ（Techno）」という言葉は、現代のテクノロジーの根源ともなっているのです。ユーマは、アート、職人技、そしてデジタル技術を融合させ、伝統と革新を結びつけるアートピースの世界を広げようとしています。

TB-02の特徴

「TB-02」は、特に日本の屏風文化に焦点を当てており、職人によって手作業で仕上げられた全面洋金箔の上に、鮮明なビジュアルが描かれる予定です。このアートピースは、過去と未来を織り交ぜた新しい視覚体験を提供すると同時に、日本の伝統的な美と現代のサイバーパンク美学が共存する場を創出します。

初作品「TB-01：Electronic Fan Girl」が好評を博したことを受けて、第二弾の「TB-02」は、1991年に発行された士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』からインスパイアを受けています。この作品は、金箔の背景に草薙素子とフチコマを大胆に配置することで、視覚的なインパクトを生み出します。

発表と展示予定

ユーマは、2025年6月4日から中国・上海で開催される「Design Shanghai 2025」において、「TB-02」のプロトタイプを世界初公開します。このイベントは国際的に権威のあるデザインフェアの一つであり、多くのアーティストやデザイナーが参加する中で、視覚的な体験を提供することが期待されています。

プロダクト詳細

- 商品番号: TB-02
- タイトル: The Ghost in the Shell
- アーティスト: Shirow Masamune
- サイズ: 五尺二曲（縦:約1500mm × 横:約1400mm）
- 重量: 約4kg
- 材質: 洋金箔（大箔散らし）紙
- 出力方式: アーカイバル・ピグメント・プリント
- 技法: Kasane Graphica 多層顔料転写技法

これらの特徴から「TB-02」は完全生産限定の数量限定アイテムとして取り扱われる予定で、詳細な価格については今後発表されます。購入希望者には公式サイトを通じて優先的な情報提供が行われます。

攻殻機動隊の魅力

士郎正宗の『攻殻機動隊』は、サイボーグである草薙素子を中心とした物語で、深い哲学的テーマや人間とテクノロジーの関係性を探る作品です。この名作は、漫画だけでなく映画やアニメ、ゲームなど多様なメディアに展開しており、それぞれの解釈が新たな魅力を生み出しています。

TechnoByobuの未来

「TechnoByobu」は、今後も国内外のアーティストと共に新たな芸術表現を追求していく予定です。伝統と最新技術の融合から生まれるアートの可能性は無限大です。どのような表現が生まれるのか、今後の展開に期待が寄せられます。

詳細については公式サイトをご確認ください（TechnoByobu公式サイト）。

資料請求やお問い合わせは、ユーマ株式会社まで。