高知県大豊町の新たな観光施設運営が始まる
高知県の大豊町が、株式会社FoundingBaseの手により、2025年4月1日から「ゆとりすとパークおおとよ」と「道の駅大杉」の運営を開始します。この新たな運営体制は、地域の資源を活かした観光振興を目指すものであり、多くの人々がこの町の魅力を再発見できることを期待しています。
自然豊かな大豊町
大豊町は、高知県の中央部に位置し、四国山地に囲まれた自然の豊かなスポットです。ここでは、ラフティングや釣りなどのアウトドアアクティビティが楽しめるほか、日本三大薬師の一つとして知られる国宝「豊楽寺薬師堂」や、樹齢3,000年の「杉の大杉」といった自然の財産も存在します。その特産品として名高い「碁石茶」は、江戸時代から続く伝統製法で醸し出される、植物性乳酸菌のほのかな酸味が特徴のお茶です。
これまで、大豊町は山村地域の特性を活かしたさまざまな施策を実施してきましたが、「ゆとりを感じる」をテーマにした「ゆとりすとカントリーおおとよ」を目指す新たな挑戦として、今回FoundingBaseが指定管理者に選定されました。
FoundingBaseのビジョン
株式会社FoundingBaseは、全国の自治体と連携して地域づくりに取り組む企業です。「地域の価値を共創し、地域という選択肢を提供する」というビジョンのもと、これまでに多数の施設の運営改善を行い、その成果を地域に還元してきました。 これには、大分県の『長崎鼻ビーチリゾート』や、高知県東洋町の『道の駅 東洋町』などが含まれています。
新たな施設「ゆとりすとパークおおとよ」
「ゆとりすとパークおおとよ」は、標高750mの地点に位置したアウトドア施設です。テントサイトやログハウスが設置されており、ペット連れの宿泊も可能です。BBQセットのレンタルも行っており、さまざまな楽しみ方ができます。特に、早朝の雲海や夜空に広がる満天の星々は、訪れる人々に感動を与えてくれることでしょう。
四国最初の「道の駅大杉」
「道の駅大杉」は、四国で初めて誕生した道の駅です。近隣には樹齢3,000年の大杉や、美空ひばりさんの遺影碑や歌碑も足を運ぶ価値があります。特に、大豊町の特産品である「碁石茶」や「銀不老豆」の販売が注目されており、併設の食堂では大豊名物の「立川そば」や「しし焼肉定食」が楽しめます。
まちづくりの新たなステージ
FoundingBaseは全国各地で地域資源を活かした観光促進活動を行ってきた経験を生かし、大豊町での施設運営に取り組むことで、地域の特徴や魅力を引き出すまちづくりに尽力する所存です。今後は、地元の食材を使用した新しいメニューの開発や、長期滞在者の受け入れ体制を整えていく予定です。
新たに生まれ変わる「ゆとりすとパークおおとよ」と「道の駅大杉」にぜひご期待いただき、自然と触れ合う素晴らしい体験を楽しんでください。
施設情報
ゆとりすとパークおおとよ
- - 住所: 高知県長岡郡大豊町中村大王4037−25
- - 営業時間: 午前9時〜午後6時(定休日: 火曜日、繁忙期は無休)
- - アクセス: 大豊ICから車で約20分
- - 予約サイト: 公式サイト
道の駅大杉
- - 住所: 高知県長岡郡大豊町杉743-1
- - 営業時間: 午前8時〜午後5時
- - アクセス: JR大杉駅から徒歩15分、大豊ICから車で約5分
お問い合わせ
株式会社FoundingBase 大豊町拠点受付窓口
企業概要
株式会社FoundingBaseは、「地域の価値を共創し、地域という選択肢を提供する」というビジョンのもと、地域に密着してまちづくりに取り組む企業です。運営支援を通じ、持続可能な未来づくりに貢献しています。
- - 本社所在地: 東京都世田谷区代沢2丁目25−7
- - 代表者: 山本賢司
- - 設立: 2014年2月
- - HP: 公式サイト