大阪芸術大学の卒業生が贈る未来のアート
2025年7月2日から6日まで、大阪・関西万博会場のEXPOメッセ「WASSE」で開催される「第3回日本国際芸術祭/大阪・関西万博展」に、大阪芸術大学の卒業生4組が出展します。本イベントは、一般社団法人夢洲新産業・都市創造機構が主催するもので、アート・デザイン・サイエンス・テクノロジー・経済の共創というテーマで、54団体が106のブースから構成されています。
出展する「大阪芸術大学 新進気鋭アーティスト展」は、同展のBゾーンに位置し、漆工芸や陶芸、染色などの日本の伝統技術を引き継ぐ熟練の作家と、次世代を担う若手アーティストたちが共演します。「日本国際芸術祭」の原点とも言えるこのアートゾーンでは、多彩な表現がそろい、作品にあふれる多様なメッセージに触れることができます。特に大阪芸術大学の卒業生がどのように「日本の美と心」を表現しているか、その成果をを目にする機会をお見逃しなく。
出展者について
この「新進気鋭アーティスト展」に参加するのは、以下の4名の卒業生です。
松本 セイジ
美術学科を卒業した松本セイジは、1986年に大阪府で生まれ、東京やニューヨークでのアーティスト活動を経て、現在は長野県にアトリエを構えています。彼は動物をモチーフにしたユニークなキャラクターを描き、アートとデザインの垣根を越えた活動で知られています。過去には、New BalanceやNIKEなどの大手企業ともコラボレーションを行っています。
茂本 ヒデキチ
デザイン学科卒業生であり、現在は客員教授を務める茂本ヒデキチは、墨を使った作品で幅広く評価を受けています。彼の作品は日本国内外で注目され、オリンピック関連のイベントなどでもライブペイントを披露しています。
石塚 大介
キャラクター造形学科を卒業した石塚大介は、自身のギャグマンガを通じてSNSで人気を博しました。彼のInstagramアカウントには約15万人のフォロワーがいて、積極的にアーティストとしても活動を展開しています。
THRREE
デザイン学科を卒業したTHRREEは、2019年に大阪芸術大学内で結成され、人物と植物をテーマにした作品を創作しています。アートワークとファッションを融合させ、より豊かな表現を追求しています。
特別イベント
さらに、7月5日には、出展者の一人である茂本ヒデキチによるライブペイントが予定されています。セミナー会場で行われるこのライブでは、茂本氏を含む複数のアーティストによるインタビュー形式の公開収録も行われます。この模様はラジオ大阪『大阪芸大スカイキャンパス』で放送される予定です。
展示の詳細
- - イベント名: 第3回日本国際芸術祭/大阪・関西万博展
- - 出展名: 大阪芸術大学 新進気鋭アーティスト展
- - 日時: 2025年7月2日(水)から7月6日(日)まで ※ジャパンデーを含む
- - 場所: EXPO メッセ「WASSE」
ビジターは、大阪・関西万博の入場チケットが必要です。詳細な情報は公式サイトをご覧ください。
このユニークな機会に、日本のアートと未来のアーティストたちに触れてみてはいかがでしょうか。