展覧会「にっぽん博覧会ものがたり」概要
2025年に行われる大阪・関西万博の開催を祝して、尼崎市立歴史博物館では「にっぽん博覧会ものがたり」と題した展覧会が開催されます。この展覧会では、明治から平成までの日本における博覧会の歴史を紹介する内容となっており、展示される資料は約4700点に及びます。この機会に、過去の博覧会がどのように日本の文化や産業に影響を与えてきたかを振り返り、将来の博覧会へ思いを馳せることができるでしょう。
開催概要
展覧会は2024年4月から2025年9月まで、2期に分かれて行われます。
前期展
- - 会期: 2024年4月19日(土)〜6月22日(日)
- - 場所: 尼崎市立歴史博物館 3階 企画展示室(兵庫県尼崎市南城内10-2)
- - 主な展示内容: 明治4年(1871年)に開催された京都博覧会から昭和の終戦まで、主だった博覧会に関する資料が展示されます。また、約110点の展示物を通して、近代日本の博覧会の歩みについての理解を深めることができます。展示される主な博覧会には、湯島聖堂博覧会、東京大正博覧会、昭和12年の名古屋汎太平洋平和博覧会などが含まれています。
後期展
後期展は「にっぽん博覧会ものがたり≪後期・現代編≫」と名付けられ、2024年7月19日(土)から9月21日(日)まで尼信会館で行われる予定です。昭和戦後の主な博覧会に焦点を当て、特に1970年の大阪万博に関する資料が中心となります。その他、沖縄海洋博覧会や国際科学技術博覧会なども取り上げられ、現代の博覧会の重要性も再確認できる内容が期待されています。
関連事業
展覧会に関連して、様々な事業も予定されています。例えば、4月9日には歴史講座が行われ、近代日本の博覧会に関する内容が講義されるほか、記念講演会も計画中です。また、展示期間中にはギャラリートークも予定されており、専門家と共に作品を深く掘り下げる機会が設けられます。
展覧会の主催は尼崎市教育委員会と尼崎市。協力機関としてあまがさき観光局や尼崎信用金庫が関与しています。ぜひ、この貴重な資料をもとにした展覧会に足を運び、博覧会が日本に与えた影響を実感してみてください。各詳細に関しては尼崎市立歴史博物館の公式ホームページをご覧ください。