バンブーとコーヒーかすを駆使した「BENTO box COFFEE」
近年、環境問題への関心が高まる中で、持続可能な製品はますます重要視されています。その中で注目を集めているのが、竹粉とコーヒーかすを主成分にした「BENTO box COFFEE」という新しい弁当箱です。この製品は、2021年1月末から一般販売が開始され、すでに多くの人々の関心を引いています。
クラウドファンディングの成功
この弁当箱の背後には、弁当コンサルタントの野上優佳子さんが中心となり、台湾のツゥーライ社との共同プロジェクトが存在します。クラウドファンディングプラットフォーム「READYFOR」において、多くの人々からの支援を受け、このプロジェクトは見事成功を収めました。支援者には、様々な著名な方々が名を連ねており、その支援によって製品化が実現したのです。
環境への配慮が詰まった商品
「BENTO box COFFEE」は、プラスチックを一切使用せず、100%植物由来の素材「modo-cell™️」で成型されています。これは、廃棄される運命にある素材を利用して作られており、リサイクルプロダクトとしての側面も持っているのです。特に、食品業界で発生するコーヒーかすや竹粉といった、本来は捨てられてしまう素材の再利用は、持続可能な社会を形成するための重要なステップとなります。
販売価格は、税抜で3,950円(税込4,345円)で、460mlの容量を持っています。これは在宅勤務やリモートワークが増える中で、家庭でも簡単に使える弁当箱としてぴったりです。
お弁当文化の再評価
日本の伝統文化である弁当は、最近再び注目を浴びています。特にコロナ禍によって家庭での食事が増えた今、「家の中でもお弁当」がトレンドとなっています。収納や持ち運びが簡単な「BENTO box COFFEE」は、この新しい食文化を支える頼もしい存在です。軽量で割れにくく、洗いやすいデザインは、デイリーユースにも最適。さらに、同じ容器を繰り返し使うことで、食品ロスを減少させることにもつながります。
美しいデザインと機能性
、日本の「わっぱ」の形状と、台湾のアンティークタイルを組み合わせたデザインは、ただの実用性だけでなく、視覚的な楽しさも提供します。内側は汚れがつきにくいポリッシュ加工が施されており、毎回のお弁当をより楽しめる工夫がされています。特に、盛り付けや片付けが簡単である点は、忙しい日常にピッタリです。
コーヒータンブラーも併売
同じ素材で作られたコーヒータンブラーも同時に販売され、400mlと500mlの2サイズ展開。ボルドーとインディゴの2色が揃い、日常使いにも合わせやすいデザインが揃っています。
sunahoプロジェクトの理念
この「BENTO box COFFEE」を手掛けるのは、サスティナブルな生活様式を提案するプロジェクト「sunaho」です。製品の選定から使用、手放すまでのサイクルを考慮し、環境に優しい提案を行っています。私たちの日常に、意識的な選択肢を取り入れることで、未来の社会課題を少しでも解決できることを願っています。
詳しくは
こちらのリンクからプロジェクトの詳細をチェックしてください。