冷凍AMR実験開始
2026-05-19 11:35:32

株式会社ピーエムティーとニチレイロジ、冷凍AMRの実証実験を開始

株式会社ピーエムティーとニチレイロジグループによる低温物流の未来



最近、株式会社ピーエムティーが東京都千代田区のニチレイロジグループと協力し、冷凍環境に特化した自律走行搬送ロボット(AMR)の実証実験を開始しました。本プロジェクトは、福岡県須恵町に本社を置く同社が冷凍物流の効率性向上を目指すもので、ニチレイロジグループのR&Dセンターで行われています。

実証実験の目的


冷凍倉庫で作業する際の-20℃前後の冷凍環境では、作業者にとって身体的負担が大きく、人手不足の問題が深刻です。この状況を改善し、安全に作業を行うためには、高度な自動化が求められています。特に、冷凍食品市場が拡大する中で、物流の効率化や荷待ち時間の短縮が改正された物流効率化法によって求められています。

そこに目をつけた株式会社ピーエムティーは、AMRの開発を進め、実験を通じて実運用モデルの確立を目指しています。これにより、従来の人手による搬送工程を自動化し、作業の省力化と効率化を実現しようとしています。

実証実験の内容と技術的特徴


実証実験では、冷凍対応AMRの導入と検証が行われます。以下のような検証項目が含まれています。
  • - AMRの搬送オペレーション検証:試作機による動作確認や、複数台での連携動作をテストします。
  • - 運用環境での適用検証:実際の倉庫内での搬送やトラックへの積み降ろし後の自動化を試み、運用適合性を確認します。
  • - システム連携と最適化:搬送プロセスのデジタル化を進め、複数のロボットが柔軟に作業を分担する能力を検証します。

このAMRは、-20℃以下の冷凍環境でも安定稼働を実現するために設計されており、センサーやバッテリーの最適化が施されています。また、冷凍から冷蔵・常温へと温度帯を切り替えながらの運用が可能な点も特長です。これにより、既存の倉庫レイアウトに合わせた導入が可能で、柔軟なパレット搬送も実現できます。

導入のメリット


AMRを導入することで期待できるメリットは多数あります。ここでもいくつか挙げてみましょう。
1. 作業負荷の軽減:冷凍庫内での作業が自動化されることで、作業者の身体的負担が軽減される。
2. 搬送効率の向上:自動化により、物流の効率化が実現し、リードタイムが短縮される。
3. 人手不足への対策:省人化が進むことで、人手不足の解消につながる。
4. 全体処理能力の向上:連続稼働が可能なため、繁忙時間帯における負荷分散が可能。

将来の展望


株式会社ピーエムティーは、この実証実験を通じて、冷凍AMRの実用性を確認し、その後は量産化を進めていく予定です。最終的には、安定した運用と拡張性を確保し、コールドチェーン全体の最適化に貢献するための統合物流システムへの発展を目指します。

この実験により、低温物流の未来が大きく変わる可能性があります。ニチレイロジグループとの協力によって、冷凍AMRが業界に革新をもたらす日もそう遠くないかもしれません。


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会社情報

会社名
株式会社ピーエムティー
住所
福岡県糟屋郡須惠町大字佐谷1705番地の1
電話番号
092-933-3110

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