タイでのサービスデザイン教育プログラムの新たな展開
株式会社フォーデジットがタイ国で供給するサービスデザインの教育プログラムが、一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)の寄附講座として正式に認可を受けました。このプログラムは2025年1月に、バンコクのキングモンクット工科大学トンブリ校(KMUTT)において実施される予定です。フォーデジットは、デザイン分野で名高いKMUTTと協力し、実践的なサービスデザイン技能の育成を目的としています。
AOTSとフォーデジットの協力
AOTSは、日本と海外国との経済発展を促進するための組織であり、特に国内外の産業人材を育てる活動に力を入れています。寄附講座事業は、その一環として高く評価されています。フォーデジットがこのプログラムを開発したことで、KMUTTの学生たちは実践的なスキルを身につける機会を得ることになりました。
プログラムの内容
サービスデザインについての知識を深めるため、本プログラムは以下の要素から構成されています:
- - 実践的なカリキュラム: 業務に基づいた実務経験を活かし、具体的な事例を通じて学ぶことができます。
- - 双方向型の学習環境: 少人数形式を採用し、参加者同士が積極的に意見を交換しやすい環境が整えられています。
- - 講義と実践の融合: 理論だけでなく、実践的なワークショップが取り入れられ、学生は自らの手を動かして学ぶことができます。
プログラムは、講義、個人ワーク、チームディスカッションが組み合わさった構成です。参加者は体験デザインやデジタル市場におけるデザインの価値を深く理解し、この知識を基に新しいサービスを提案します。
ワークショップの成果
ワークショップでは、実際にフォーデジットが業務で使用している手法を体験し、具体的なテーマに基づいて新しいサービスの開発に挑むことができます。最後に、各グループが自らのサービスをプレゼンテーションし、得られた学びをシェアします。参加した学生からは「新たな知識を獲得できた」といった高評価の声が多数寄せられました。
教育事業責任者の言葉
フォーデジットの教育事業責任者である原田氏は、KMUTTの協力のもと非常に充実したワークショップが実施できたことを喜んでいます。「学生たちから寄せられた感想は非常にポジティブで、今後もさらに多くの学生にこの学びの機会を提供し続けたい」との意向を示しています。
視点の変化
このプログラムは、単に知識を学ぶだけでなく、サービスデザインという分野を通じて新しい時代の価値観を切り開くための貴重な体験を提供します。参加者は、今後のデジタル社会で必要となるスキルを身につけることができるでしょう。フォーデジットは引き続き、タイにおけるサービスデザインの教育に注力し、次世代の人材育成に貢献していきます。