特別な夜を楽しむ「お月見列車」の魅力
伊賀鉄道では、今年も特別な「お月見列車」を運行します。この列車は、中秋の名月に合わせて設営され、月を楽しむための場所として利用されます。それでは、今年の「お月見列車」の詳細を見ていきましょう。
1. 運行日とスケジュール
「お月見列車」は、2024年の9月16日、祝日として運行予定です。受付は忍者市(上野市)駅で18時20分から始まり、18時38分に発車します。目的地の伊賀神戸駅には19時05分に到着。復路は19時16分に伊賀神戸駅を出発し、19時49分に忍者市(上野市)駅に戻る予定です。この運行は2両編成の後部車両を貸し切りで行います。
2. お月見体験の内容
車両内はすすきの飾り付けが施され、ムードたっぷりの環境が作られます。また、名張市出身のヴァイオリニスト、村井玄さんによる演奏や、鉄道の元営業部長でもある藤巻恵氏によるバス独唱が行われる場も用意されています。お月見の名月を眺めながら、これらのパフォーマンスを楽しめる特別なひとときです。
参加者には「お月見だんご」と「お月見パン」というお土産も!これらの食べ物は、伊賀市の地元店で製造されており、地域の味も楽しむことができます。
3. 特別企画:俳句募集
今年は松尾芭蕉の生誕380年ということで、乗客からお月見にちなんだ俳句を募集する企画も用意されています。車内に投句箱が設けられ、応募者の中から抽選で2名様に伊賀鉄道オリジナルグッズがプレゼントされます。芸術的な要素を楽しむ良い機会にもなりますね。
4. 参加方法と注意点
参加は事前予約制で、定員は35名ですので、早めの申し込みが推奨されます。予約は忍者市(上野市)駅で受け付けています。料金は大人1000円、小児500円で、一日フリー乗車券が含まれています。すでにフリー乗車券を持っている方は、差額のみの支払いで参加可能です。
5. 雨天時の運行
さらに、万が一雲や雨に阻まれても、「お月見列車」は運行されます。ただし、荒天の場合は運行が中止されることもあるので注意が必要です。
特別な「お月見列車」で、仲間や家族と共に心に残る時間を過ごしませんか。名月に感謝し、美しい日本の秋を感じる貴重なチャンスです。ぜひ、参加を検討してみてください。