新しいPPAサービス『おうちdeソーラー』とは
再生可能エネルギーの普及が進む中、環境に優しいエネルギーを住宅に導入する新しい方法が登場しました。オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社の新サービス『おうちdeソーラー(TM)』は、一般住宅向けの低圧PPAモデルを採用し、初期投資なしで太陽光発電システムの導入を可能にします。
それぞれのニーズに応える新たな取組み
企業の再生可能エネルギー導入が進む背景には、RE100の活動やESG投資の拡大があります。これにより、企業は再生可能エネルギーを活用することが求められていますが、住宅においても電気代の高騰やBCP対策の観点から、再生可能エネルギーへの関心が高まっています。しかし、太陽光発電システムの導入にあたっては、初期投資のハードルが大きいのが現実です。
初期費用ゼロでの導入が可能
『おうちdeソーラー』では、OSSが設備の設置費用を全額負担します。ユーザーは太陽光発電システムの設置にかかる初期費用を気にすることなく、発電した電気をリーズナブルな料金で利用できるため、経済的にも大きなメリットがあります。具体的には、電気料金は地域の電力会社の従量電灯契約に基づく第二段階に設定されており、実際の消費を考慮に入れると、多くの家庭にとってコスト削減につながるでしょう。
安心のサポート体制
導入後もOSSは電力の安定した供給を確保します。太陽光発電システムの運用状況は遠隔監視され、万一の故障時にはOSSが迅速に対応します。ユーザーは心配なくシステムを利用でき、修理や不具合の際の費用も負担しない設計です。
15年後の譲渡まで
このサービスの最大の特長は、15年の契約期間終了後に太陽光発電システムがユーザーに無償で譲渡されることです。これにより、契約期間中に発電された電気を自家消費し、余った電気は売電することも可能となります。再生可能エネルギーの利活用に長期的に貢献できる仕組みが整っています。
業界の未来を見据える
オムロン ソーシアルソリューションズは、このサービスを2024年9月17日から展開し、3年間で累計1万契約を目指します。今後も太陽光発電システムの普及を推進し、持続可能な社会の実現に寄与することが期待されます。
終わりに
『おうちdeソーラー』は、初期費用を負担せずに再生可能エネルギーを導入できる新しい選択肢を提供します。環境に優しい生活を始める一歩として、ぜひこの機会を利用してみてはいかがでしょうか。再生可能エネルギーの普及が進む未来に向けて、私たち一人ひとりが貢献できるチャンスが広がっています。