トレイダーズ証券が高校生を対象とした金融教育プログラムを実施
トレイダーズ証券株式会社は2025年8月4日、東京都渋谷区の本社で高校生向けの金融経済教育活動を実施しました。このプログラムは、NPO法人JUKEが企画したジョブシャドウイングに賛同してのもので、参加者は神奈川県の聖光学院高校の1年生5名です。
ジョブシャドウイングは、学生が職場を訪れ、実際に働く社員に密着して業務を観察し、対話を通じて理解を深める体験型の教育プログラムです。高校生たちは、特に金融経済に関心を持った学生に向けて設計されており、実践的な知識を身につけることを目的としています。
実務に触れる意義
参加した高校生たちは、米国の雇用統計発表を受けた円相場の変動を体験し、東京市場の動向を研究するなかで、プロフェッショナルな業務の緊張感を肌で感じました。また、外国為替取引に特有のスワップポイントの仕組みを新たに学び、未知の金融取引への好奇心が強く表れていました。彼らは若手ディーラーに質問をし、理解を深める姿勢が非常に印象的でした。
プログラムの終盤では、質疑応答セッションが行われ、高校生は「大きな金額を扱う際のプレッシャーへの対処法」や「業務にやりがいを感じる瞬間」といった具体的な質問をメンターに投げかけました。このセッションでは、メンターたちは自身の経験を交えて回答し、和やかな雰囲気で進められました。参加者たちの金融業界への興味が一層深まるとともに、プロフェッショナルとしての責任感ややりがいについても認識を深めていたようです。
参加者の声
プログラム終了後、参加した高校生たちからは多くの感想が寄せられました。ある学生は「金融サービスの最前線で働くことのやりがいと厳しさを肌で感じることができました。社員の皆様が市場の動向を注視しスピーディーに業務に取り組む姿を見て、プロフェッショナルとしての環境への憧れが強まりました」と述べています。また、別の学生は「金融の仕事は一人で黙々と進めていくものと思っていたが、チームでの話し合いが大事だと学びました」と語りました。
さらに、「仕事は緊張感もあるが、やりがいがある」と語るメンターの言葉が記憶に残ったという学生もおり、プログラムが彼らのキャリア選択に影響を与えることが期待されます。
トレイダーズ証券の取り組み
トレイダーズ証券では、金融教育活動を通じて若年層の金融リテラシー向上に積極的に取り組んでいます。今回のような職場体験プログラムや講師派遣による出張授業を継続的に展開し、今後も金融経済教育の重要性を広めて参ります。私たちは、顧客第一主義を掲げ、個人投資家が安心して投資できる環境を提供することに努めています。
今後も、トレイダーズ証券は信頼される“FinTech”企業を目指し、すべての人が未来に投資できる社会を実現するために、新たなサービス提供に挑戦し続けます。
参考リンク