株式会社トレードアドバイザリーテクノロジーズの増資によるCXRエンジニアリングとの連携強化

株式会社トレードアドバイザリーテクノロジーズがCXRエンジニアリングと連携強化

株式会社トレードワークスの子会社である株式会社トレードアドバイザリーテクノロジーズ（以下、TAT）は、金融システム開発、AI、セキュリティ、ブロックチェーンといった最先端技術を駆使したソリューションを提供しています。この度、CXRエンジニアリング株式会社と提携し、第三者割当増資を実施することが決定しました。

CXRエンジニアリングの強み

CXRエンジニアリングは、金融業界に特化し、AI、データ解析、クラウド技術などの最新技術を積極的に取り入れ、迅速かつ高度な製品開発が可能です。その技術力は、新しい市場環境に柔軟に対応できるという大きな強みを持っています。

特に、暗号資産やFX（外国為替証拠金取引）に関する専門性が高く、2022年には株式会社トレードワークスとの資本業務提携を結び、米国株式市場における独自の成長を遂げています。代表取締役社長の加藤氏は、金融リテール向けサービスのストラテジストとして著名です。このたび、CXRはTATの社外取締役に加藤氏を迎え、共同事業の推進を進めていくことになります。

増資によるサービス強化

TATでは、個人投資家向けオンライン投資助言サービス「GPT-Trade」を運用しています。今回の増資により、CXRの技術的な強みを活用しつつ、個人投資家へのサービスマーケティングを本格化する予定です。

1. 新たなアドバイザリー領域の創出

最近の金融業界では、個人投資家向けサービスにおいて「高度な分析×パーソナライズ」が求められています。生成AIの進化によって、以前は専門家だけの手に委ねられていた複雑な分析が、ユーザー一人ひとりにカスタマイズされて提供される時代になりました。これに伴い、TATでは金融工学と生成AIを融合させて、次世代アドバイザリーサービスの開発に取り組んでいます。

2. スマートフォンアプリの開発

近年、投資サービス市場は「スマホファースト」な方向へ進んでいます。多くの投資家がスマートフォンを主なツールとして使う中、アプリの操作性、リアルタイム性、UI/UXの質が重要な要素となります。TATでは、アプリの開発を最優先事項として位置付け、生成AIを活用したユーザーインターフェースやリアルタイムの市場分析機能を強化していきます。