JFEライフが職域ロボアドバイザーを導入
JFEライフ株式会社は、2024年10月よりアイリックコーポレーションが提供する「職域ロボアドバイザー」(以下「職域ロボアド」)を正式に導入することを発表しました。この導入により、従業員向けの保険業務がさらに効率化されることが期待されています。
背景
JFEライフは、従業員に提供する保険プランのデジタル化を進めており、その中で団体保険と団体扱い保険が混在するという課題が浮上していました。従業員が自身でWEBを通じて保険プランを理解し、選定することが難しいのが現状です。この問題を解決するため、職域ロボアドを導入することになりました。
職域ロボアドは、団体保険や団体扱い保険といった様々な保険商品を一括で表示し、さらに従業員の家族も含めた世帯単位での保険設計が可能です。この点が、従業員により適切なプランを提案する助けになります。
職域ロボアドバイザーの特徴
職域ロボアドはスマホ、タブレット、パソコンのインターネットブラウザで操作できる便利なツールです。年齢や性別、雇用形態、年収、配偶者や子供の有無を選択することで、個々のライフスタイルにぴったりな補償を簡単に試算することができます。具体的には、月々の保険料の推移や補償額をグラフで視覚的に示し、特別なアプリのダウンロードも不要です。これにより、従業員は自分に合った保険を容易に選ぶことができるようになります。
今後の展開
今後、団体保険や団体扱い保険は、グループ社員が加入可能な企業特有の保険制度として、より広く浸透していくと考えられています。職域ロボアドを活用することで、保険の選択肢が増え、企業やその従業員にとっての保険の重要性が高まることを期待しています。
用語解説
- - 団体保険:企業が契約者となり、その企業の役員や従業員を被保険者とする保険。企業が保険料を負担することが多く、まとまりを持たせた保険制度で、福利厚生の一環として導入されている。
- - 団体扱い保険:役員や従業員が契約者であり、企業が給与天引きで保険料を支払う仕組み。団体保険に比べて、保険料が安価に設定される場合が多い。
このように、デジタル化が進む中で、JFEライフの職域ロボアド導入は保険業界における重要なステップであり、未来の保険選びに大きな影響を与えるでしょう。従業員が自分自身とその家族に最適な保険を選べる環境が整うことに期待が寄せられています。