新機能の概要
GMOグローバルサインが提供するID管理・認証サービス「GMOトラスト・ログイン」は、新たに"組織間連携"機能を発表しました。これは、親会社が設定したSAML認証をそのまま子会社で利用できる画期的な機能です。この機能は、国内のIDaaSメーカーとして初めて実現したもので、親会社が実施したセキュリティ対策をそのままグループ企業にも適用し、全社のセキュリティ水準を統一することを可能にします。
現状の問題点
近年、ランサムウェアや不正アクセスは子会社やグループ企業から発生するケースが増加しています。これにより、企業全体が経営リスクにさらされています。経済産業省も、親会社によるリスクマネジメントの重要性を指摘していますが、実際に多くの企業がそれぞれ個別にSaaSの契約・管理を行っているため、セキュリティや運用負荷も増大しています。特に、グループ内でのセキュリティのばらつきが大きなリスク要因とされています。
「組織間連携」のメリット
この新機能の導入により、グループ全体のセキュリティ水準の均一化が図れます。親会社のSAML設定を利用することで、導入していない子会社でも高いセキュリティ基準を維持できます。また、SaaSの契約を一括で行うことにより、全体のコスト削減も実現可能。各社で分散して管理していた設定から解放され、効率的な運用が可能となります。
利用料金と今後の展開
この"組織間連携"機能は、参加組織のメンバー一人当たり月額200円で利用可能で、請求は管理組織側に一本化されるため、コスト管理も容易です。今後は、さらにセキュリティポリシーの統制強化やIDの自動連携機能も提供予定です。
まとめ
「GMOトラスト・ログイン」とその新機能、"組織間連携"は、セキュリティを強化し、管理を簡素化するための大きな一歩です。企業全体のデジタルセキュリティを見直す時期に、是非ご検討ください。