叡啓大学(広島市中区)の3年生が、実践的な教育の一環として「課題解決演習」に取り組みます。このプログラムは、企業や自治体から提供されたテーマをもとに、学生がグループで課題を探究し解決策を提案する体験型の授業です。
2026年4月、叡啓大学では、3年生向けの課題解決演習が始まりました。それぞれのグループは、実社会のさまざまな問題に対して取り組むことになり、その中でも注目すべきテーマが、宮島における『ポジティブなゴミ対策』です。この提案は、廿日市市の宮島企画調整課から寄せられました。
課題解決演習の流れ
課題解決演習は、4つのステップ(プロポージング、フィールドワーク、コ―・レビュー、レポーティング)で構成されており、その後、8つのステップに分かれた活動に進展します。具体的には、まず課題の問題を探り、原因を明らかにした後、最終報告会では本質的な課題を発表します。これにより、学生は実際の状況を理解し、課題発見や解決力を養うことができます。
クライアントからのテーマ
はじめに、クライアントである廿日市市宮島企画調整課から、テーマの背景と目的が詳細に紹介されました。ゴミを「持ち込まない」「増やさない」「散らかさない」という3つの基本理念に基づいた取り組みを通して、環境保護意識を高めることが狙いです。夜間や休日の観光客の増加により、環境問題が深刻化している中、学生たちは持続可能な解決策を考えなければなりません。
フィールドワークと課題解決策の探求
その後、学生たちはフィールドワークに向け、具体的な質問をクライアントへ投げかけました。対象となる年齢層や利用目的、既に取組まれている現状の課題についての意見交換が行われました。このディスカッションを通じて、学生たちはより実践的な視点から問題を捉えることができました。
他のクライアントのテーマ
同時に、別のクライアントである株式会社ハグカムからは、グローバルに活動するバイリンガル講師の採用戦略も紹介されました。また、MCF Electric Drive株式会社のテーマは、モーター技術に関する物語をどのように効果的に伝えるかといった内容でした。
最終報告会と成果
これらの取り組みを通じて、叡啓大学の学生たちは、実社会に役立つスキルを身につけるだけでなく、地域社会に貢献する意義について考える貴重な機会を得ることができます。最終報告会では、各グループがそれぞれの成果を発表できるため、学生たちにとって大きな成長の機会となることでしょう。
叡啓大学では、公式ウェブサイトに過去の「最終報告会」資料を公開しています。ぜひ、チェックしてみてください。
感謝の気持ちを込めて、叡啓大学のアプローチを知ることで、私たちの未来を考え、地域や社会が直面している問題に目を向けることができるのではないでしょうか。実社会の課題に挑む叡啓大学の取り組みに、今後も注目していきたいと思います。