大阪信用金庫が支援する新たな創業ファンドが注目の投資実行

大阪信用金庫(理事長:髙井嘉津義)は、2022年2月21日にフューチャーベンチャーキャピタル株式会社(略称:FVC)と連携し、「だいしん創業支援2号ファンド」を設立しました。これは、2014年に設立された「だいしん創業支援ファンド」の後継となるもので、特に大阪地域の起業家に対し、資金および経営支援を行う目的で設計されています。

このファンドは、創業を考えている人々や、創業したばかりの企業を対象に、積極的に投資を行う方針を持っています。また、サポート体制として、日本政策金融公庫や大阪府、大阪産業局との連携を強化し、地域の経済活性化を図っています。

さて、最近の進展としてこのファンドは第7号の投資を実施しました。この投資先は、株式会社白紙とロックという企業です。同社は2018年に設立され、特許活用を促進するプラットフォーム「IPマーケット」を運営しています。このプラットフォームでは、国内に存在する優れた特許技術を容易に理解できる形で解説し、知的財産の取引と活動の活性化に貢献しています。

投資実行日は2024年10月31日であり、白紙とロックは特許技術を利用した開発のオープンイノベーションを推進しています。彼らは、日本企業が拥有する無形資産の価値向上を目指しており、市場に新たな価値を提供し続けています。

大阪信用金庫の髙井理事長は、「当ファンドは、地域経済を支えるための重要な役割を担っています。私たちは今後も、地域の起業家や新興企業に対して、柔軟な資本供給を行っていく考えです。」と意気込みを語っています。これにより、OSカタログと呼ばれるプラットフォームを利用して、さまざまな企業やスタートアップが資源を共創し、相乗的に発展することが期待されます。

地域の発展に寄与するファンドの役割は、無視できないものです。大阪地域の創業者に対する支援が拡大する中、白紙とロックのような革新的な企業が出現することは、地域経済の活性化につながることでしょう。今後もこのファンドの動向から目が離せません!

会社情報

会社名
大阪信用金庫
住所
大阪府大阪市天王寺区上本町8-9-14
電話番号
06-6772-1521

トピックス(経済)

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