新世代インクジェットプリンターVG4シリーズ
日本のローランド ディー.ジー.株式会社が、最新の大判インクジェットプリンター「TrueVis VG4シリーズ」を発表しました。このシリーズには、VG4-640とVG4-540の2モデルが装備されており、業界で求められる高品質な印刷をより短時間で提供するために開発されています。以前からの高い評価を受けているTrueVisシリーズは、広告や看板製作に最適で、プロフェッショナルからの支持も受けています。
表現力の進化
VG4シリーズの目玉は、プリントヘッドの新設計による圧倒的な表現力です。この新型プリントヘッドは、非常に微細なインク滴を高密度で吐出し、041676551
「True Rich Color」という独自の印刷設定と組み合わせることで、豊かな色彩を実現します。この技術により、ニュートラルなグレーや滑らかなグラデーション、自然な肌色なども表現可能になり、印刷品質が格段に向上します。
使用されるインクも新たに改良され、化学物質であるガンマブチロラクトンを含まない「TR3インク」が採用されています。このインクは、従来の9色に加え、ライトブラックとレッドが追加され、環境への配慮を保ちながらも、ビビッドな色合いを実現しています。また、ホワイトインクも改良され、印刷濃度が約1.3倍に増加し、ウィンドウグラフィックや電飾への下地印刷も高速で行えます。
効率化の新機能
VG4シリーズは、作業効率を飛躍的に高める数々の新機能を搭載しています。出力操作がプリンター本体でも行えるようになり、PCとの連携を求められる煩雑な作業が軽減されます。これにより、デザイン業務や出力設定業務をそれぞれ専念することが可能になり、作業効率が大幅に向上しました。
また、遠隔操作が可能な「VersaWorks Remote」という新機能が追加され、外出先でも自宅からプリンターの操作ができるようになります。ヒーターのオン/オフやインクの循環、クリーニング、テストプリントなども遠隔で行えるため、出社前に必要な準備を整える時間を短縮できるのが大きな魅力です。
さらに、Print & Cut機能の強化も見逃せません。新開発の巻き取りコントロール機能により、メディアが地面に触れることなく、効率的にラベルやステッカーの制作が行えます。
色合わせのサポート
VG4シリーズの出力用RIPソフトウェア「VersaWorks 7」が新たに頑張ることで、色合わせの業務も簡単になります。同じ機種間での色個体差を補正できるのはもちろん、他社製プリンターとの色合わせにも対応しており、安定した色再現が実現されるため、大規模な出力業務でも安心です。
加えて、メディアプロファイルの制作過程がシンプルになり、測色機とVersaWorks 7の操作だけで終えることができるようになったことで、ユーザーに優しい設計が施されています。
まとめ
ローランド ディー.ジー.株式会社グローバルセールス&マーケティング本部の本部長である二村龍吾氏は、「VG4シリーズはクライアントが求める“質の高い成果物を、短時間で納品”するニーズに応えるべく、出力業務全体をより効率的に、かつ高品質でサポートするために開発された」と述べています。これにより、UVプリンターの需要が高まる中で、業界のトレンドをリードする存在となるでしょう。
ローランド ディー.ジー.は、今後もデジタル印刷ソリューションの分野で革新を以て顧客の期待に応えていくことに努めていくと期待されています。