ビルバック社、MabGenesisと新たな提携
フランスを拠点にするアニマルヘルス企業ビルバック(Virbac S.A.)は、MabGenesis株式会社との提携を発表しました。今回の提携により、ビルバックはMabGenesisが開発したイヌ疾患治療用抗体のライセンスを取得しました。このライセンス契約の締結により、MabGenesisは契約時の一時金を受け取ると共に、将来的に開発の進捗に応じてマイルストンおよび販売ロイヤリティを受け取る権利を持ちます。
ビルバック社のビジョン
ビルバック社は、動物の病気予防、診断、治療の分野において常に新しいアプローチを模索しています。獣医師、畜産業者、ペットオーナーに対して包括的な健康管理ソリューションを提供するため、ケア製品や衛生製品、ニュートリション(栄養)製品を開発しています。ビルバックの使命は、動物たちの健康を促進し、日々動物の世話に励む人々と共により良い生活を形成することです。
詳細については、
ビルバックの公式サイトをご覧ください。
MabGenesis株式会社の実力
一方、MabGenesis株式会社は、30年以上にわたる国内のアカデミアでの抗体研究を実用化してきたスタートアップバイオ医薬品企業です。MabGenesisは、世界最高品質を誇るファージディスプレイ抗体ライブラリー(MOURA library)と、高効率モノクローナル抗体単離技術(IMPACT)を駆使して、従来の技術では得難い種特異的高品質モノクローナル抗体を提供しています。このことにより、製薬業界に新薬の研究開発の機会をもたらしています。
詳細については、
MabGenesisの公式サイトをご覧ください。
今後の展望
今回のライセンス契約がもたらす変化は、今後の動物医療に大きなインパクトを与えることが期待されています。両社の提携により、イヌの疾患に対する新たな治療法が開発されることで、ペットの健康管理の向上に繋がるでしょう。さらに、研究開発が進むことで、動物医療全体に新たな可能性を開くことが期待されています。
このような基盤の下、ビルバックとMabGenesisがどのような新しい治療法を展開していくのか、業界全体が注目しています。動物たちの健康を守るための新しい革新に期待が高まります。