AIとコミュニケーションデザインの新たな地平
株式会社たきコーポレーションは、創業65周年を記念して、全国620人を対象に「これからの時代に愛されるコミュニケーションデザイン」についての意識調査を行いました。本調査は、急速な技術の進展やリモートワークの普及を背景に、現代に必要とされるコミュニケーションの要素を探る試みです。
調査背景と目的
AI技術の進化に伴い、コミュニケーションのあり方が劇的に変化しています。この背景を受け、私たちは「AIの利活用」と「コミュニケーションスキル」の関連性を明らかにすることを目的としました。これにより、今後のクリエイティブ業務に新たな視点をもたらすことを狙っています。
調査結果の概要
調査によると、生成AI(例:ChatGPTやGeminiなど)の利用については、全体の43.4%が週に数回以上使用していることが分かりました。これに対し、34.4%が「一度も使ったことがない」と回答し、AIと接点を持たない層も存在します。特に、若い世代はAIの利用が進んでいる一方で、年齢が上がるにつれ未経験者の割合が増加していることが判明しました。
コミュニケーションスキルとの関連性
興味深いことに、コミュニケーションスキルの自信と向上に努めている人ほど、生成AIを積極的に利用する傾向が見受けられました。具体的には、スキルに自信がある場合の日常的なAI使用率は71.4%に達し、逆に自信がない場合の利用率はわずか31.8%であったことが、明確にその傾向を示しています。この結果は、コミュニケーション能力への関心が、生成AIの利用を後押しすることを示唆しています。
生成AIがもたらす新たな課題
調査を通じて明らかになったもう一つのポイントは、生成AIの利用が「的確な指示を出す能力」を必要とするということです。今後AIがコミュニケーションの一部として組み込まれる中で、AIをうまく使いこなせる人とそうでない人との間に「ギャップ」が生じる可能性があります。この状況は、ますます多様化するコミュニケーション環境において、誰もが取り残されないようなデザインが求められます。
今後に向けての取り組み
私たちデザインエージェンシーとしては、生成AIがコミュニケーションにおける障壁とならないよう、ボーダレスなコミュニケーションの実現を目指します。そのため、AI利用のリテラシー向上を早急に図り、正しい理解のもとでの利用が求められる時代において、積極的に行動していくことが重要です。
また、未知のリスクも考慮し、生成AI技術の実用化に際しては、まず社内でのプロジェクトや実証実験を通じて、社員の技術理解を促進しながら、効率的で安全な業務遂行を目指します。これにより、より高品質でユニークなデザインを提供し続け、社会に貢献する姿勢を築いてまいります。
まとめ
生成AI技術が急成長を遂げる中で、私たちはその進化を積極的に取り入れながら新たな価値を提供していくことを目指します。私たちが求めるのは、「デザインのチカラ」を通じてお客様と社会の未来をつなぐこと。そのためには、生成AIを理解し、効果的に活用することで、より良いコミュニケーションをデザインすることが求められるでしょう。
会社概要
- - 会社名: 株式会社たきコーポレーション
- - 代表者: 代表取締役社長 滝澤 寿一
- - 所在地: 東京都中央区築地5-3-3 築地浜離宮ビル
- - 事業内容: 広告制作、ブランディング、UI/UX開発など
- - URL: たきコーポレーション