UCDAアワード2024が発表される
一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)は、今年で15回目となる「UCDAアワード2024」の受賞結果を発表しました。このアワードは、さまざまな企業や団体、行政の情報発信において、その「わかりやすさ」を基準にしたコミュニケーションデザインが評価されるものです。特に、生活者や産業界の知識をもとにした客観的な評価が行われ、その結果が表彰として形になる点が特徴です。
評価基準と選考プロセス
アワードの選考は、専門家と生活者により構成された評価員による科学的手法を用いたものです。合計で100名近い評価員が参加し、各エントリー作品に対して公平に評価を行いました。UCDAアワードが特に重視するのは「人間中心設計」であり、これに基づいて企業や団体が提供する情報の質が審査されています。
受賞企業・団体の紹介
総合賞〈ゴールド〉を受賞した企業
マニュライフ生命保険株式会社
三井住友海上プライマリー生命保険株式会社
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株式会社三井住友銀行
これらの企業は、情報の提供方法やデザインが高く評価され、特に「企業の情報品質」における優れた取り組みが認められました。UCDAの独自の基準に基づく評価方法によって、各企業のコミュニケーションデザインが目に見えるかたちで提示されることは、業界全体にとっても大きな意義を持ちます。
UCDAアワード2024受賞企業一覧
受賞された企業は以下の通りです。
場所:経営者を取り巻くリスクチェックツール
プラットフォーム:Web
対象:保険金等お支払状況報告デジタルツール
カテゴリ:印刷物(パンフレット部門)
対象:「いろどる、みらい」契約締結前交付書面兼商品パンフレット
カテゴリ:印刷物(帳票・チラシ部門)
対象:「つみたて」という選択
カテゴリ:デジタル
対象:ウェブサービス
カテゴリ:パッケージ
対象:ハンバーグヘルパー
受賞すること自体が、企業にとってブランド価値の向上につながるため、来年以降も希望が寄せられます。
特別イベントの開催
また、受賞企業の表彰式が2024年11月7日(木)に神田明神ホールで行われます。これは、デジタル庁の若月一泰統括官付参事官の基調講演を含む特別なイベントとなります。午前中には「デザイン『2040』への協働ACTION」というテーマで、ゲストと参加者が未来のコミュニケーションについて討議する特別企画も予定されています。
イベント詳細
- - 日時: 2024年11月7日(木)10:30~17:00
- - 場所: 神田明神ホール(JR御茶ノ水駅 徒歩5分)
- - 参加費: 無料
- - 申込締切: 10月31日
このように、UCDAアワードはただの表彰にとどまらず、未来に向けたデザインの協働を促進しています。これからの社会におけるコミュニケーションデザインの重要性を再認識し、その可能性を広げる場となっていくことでしょう。
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