産廃処理契約電子化
2021-03-12 14:10:01

産業廃棄物処理契約を電子化する新たな一歩

産業廃棄物処理契約を電子化する新たな一歩



トライシクル株式会社は、産業廃棄物処理業界における重要な進展を発表しました。全産業廃棄物連合会(全産連)が作成した産業廃棄物処理委託契約書の標準様式を使用することに合意したことにより、令和3年4月1日から『エコドラフトwithクラウドサイン』が導入されます。これにより、業界のデジタル化(DX)が一層進展することが期待されます。

全産連標準様式の利用


今後、契約書の書面には「公益社団法人全国産業資源循環連合会標準様式に準拠」と記載され、トライシクル株式会社は電子契約の利用者に対して、標準化されたフォームを提供することで安心感を高めます。これにより産業廃棄物処理業界全体の業務効率が向上すると考えられます。

具体的な標準様式


全産連が提供する標準様式には以下の3つがあります。
1. 産業廃棄物収集・運搬委託契約書(標準様式1)
2. 産業廃棄物処分委託契約書(標準様式2)
3. 産業廃棄物収集・運搬及び処分委託契約書(標準様式3)
これらの標準様式は、情報の透明性と公正性を担保する重要な役割を果たします。

DXの加速期待


本取り組みによって、産廃委託に関する電子契約利用者は、より安心して電子化を進めることが可能になります。昨今、企業は業務の効率化とコスト削減を求めており、このような電子契約の導入はその流れを後押ししています。業界におけるデジタルトランスフォーメーションが加速する中、トライシクル株式会社は果たしてどのような成果をもたらすのでしょうか。

公益社団法人全国産業資源循環連合会について


公益社団法人全国産業資源循環連合会は、1978年に設立され、2011年4月1日に公益社団法人として再編されました。主な事業としては、産業廃棄物の適正処理や資源循環の推進に向けた調査や教育研修が挙げられます。また、不法投棄の防止に関する啓発活動も行っております。所在地は東京都港区六本木で、会長には愛知県産業資源循環協会の永井良一氏が就任されています。

トライシクル株式会社について


トライシクル株式会社は2018年に設立され、東京都品川区に本社を構えています。事業内容としては、BtoBなリユース、リサイクル、廃棄までを行うプラットフォームサービスの運営が中心です。代表取締役の福田隆氏は、業界の課題解決に向けた取り組みを進めています。

今後のトライシクル株式会社の活動が、産業廃棄物処理業界での電子契約導入の成功を導くことを期待しています。

会社情報

会社名
トライシクル株式会社
住所
東京都品川区南大井6丁目17番17号 FINEビル4階
電話番号
03-6410-8780

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