テキスト通話アプリ『Jiffcy』がシリーズA資金調達完了、成長に向け加速

株式会社穴熊、テキスト通話アプリ『Jiffcy』の成長に拍車をかける資金調達完了

株式会社穴熊（東京都新宿区、代表取締役CEO 西村成城）は、音声通話の代替として新しい形のコミュニケーションを提供するテキスト通話アプリ『Jiffcy』のサービス開発を加速させるため、シリーズAラウンドにおける資金調達を完了したことを発表しました。この資金調達により、より多くのサービス機能や拡張が計画されています。

『Jiffcy』の独自の特徴

『Jiffcy』は、音声を使わずに通話のような感覚でコミュニケーションができる全く新しいアプローチを持っています。従来のメッセージングアプリとは異なり、通話状態で相手が思考を入力する様子をリアルタイムで確認できるため、相手との距離感が近く感じられます。これは、相手がどのような言葉を選んでいるのか、どのような感情を持っているのかを瞬時に知ることができるため、より「生」のコミュニケーションが実現します。

新機能の展開

最近、新たにグループ通話機能が追加され、最大4人でのテキスト通話が可能になりました。これにより、より密にコミュニケーションが行えるようになります。また、今後はスタンプ機能も加わる予定です。これらの新機能は特に若い世代に向けたもので、よりスピーディーで充実したコミュニケーションを促進します。

資金調達の目的

今回調達した資金は、アプリの機能向上やユーザー体験の強化、さらにはAndroid版の発表に向けた準備などに使用されます。また、法人向けソリューションの開発や海外展開の強化も視野に入れています。これにより、株式会社穴熊は開発体制と組織の基盤を強化し、今後の事業成長へ向けた一段の加速を図ります。

投資家の信頼

今回の資金調達には、複数の投資家からの支援がありました。特に、NTTドコモグループやサイバーエージェント、みずほキャピタルなどが関与し、彼らは『Jiffcy』が持つ独自のコミュニケーションスタイルに対する期待を強く表明しています。たとえば、NTTドコモの笹原社長は、声を出せぬ環境でもリアルタイムでコミュニケーションができるJiffcyの挑戦を高く評価しました。他にも、スタートアップファクトリーの鈴木様は、Jiffcyが目指す親密さや余白を再定義するチャレンジに共感を示しました。

CEO・西村のコメント

株式会社穴熊のCEOである西村成城氏は、「テキスト通話アプリ『Jiffcy』は、音声通話よりも便利かつ、メッセージングアプリよりも感情を伝えることができる革新性を持っています。今回の資金調達により、さらなる挑戦を続けていく所存です」と述べ、今後の展望を語りました。彼は、Jiffcyを通じてコミュニケーションの世界を変え、より多くの人々に利用されるインフラを目指しています。

まとめ

『Jiffcy』の進化は始まったばかりです。新しいコミュニケーションスタイルが、今後どのように社会に浸透していくのか、期待が高まります。2024年7月には招待制が終了し、さらに多くのユーザーがこのアプリを体験できるようになります。また、現在はiOS版がリリースされており、Android版のリリースも予定されています。今後の展開に目が離せません。